3D画像集
(!無断転用、無断転載お断り!)


「ハンコ」1997年

 記念すべき3DCGの第一作目。
 友人に Three-D Vision というソフトを紹介されて、それを使って初めて完成させた作品です。このソフト、私にとってとても使いやすく、出来上がりも綺麗。それでいてフリーウェアであるといいとこづくめのソフトです。長い期間、愛用させていただきました。
 提供していただいた藤宮様には深く感謝。
 さて、この絵ですが、ちょっと色合いが変だと思いませんか?
 形や構図はすごく気に入っているのですが、どうも私は色合いが失敗したなぁ…と思っています。というのも、これを作成した時点で、私はまだ外部ディスプレイを購入していなくて、16階調グレースケールで作業していました。その後、外部ディスプレイを買い、カラー環境を整えて、あらためて絵を見て絶句――こんな配色にしたつもりはなかった…
 ま、グレースケールでカラーの絵を描くこと自体が間違いなんでしょうが。

作成時の環境           
Apple PowerBook5300/100 
使用ソフト            
Three-D Vision2.2FPU   




「3D君顔つき」1997年

 それまで紙に自画像として描いていた絵を3DCGに仕上げたものです。これ以後、この自画像のことは「3D君」と呼ぶようになりました。
 Three-D Vision の操作もいくらか慣れてきて、それぞれの面に絵を貼り付ける練習をしている時期です。題名の「顔つき」という部分には、深〜い意味があります(笑)
 ようやくそれらしい顔を入れることに成功し、精根尽き果てて、結局、髪の毛を入れ忘れています。

作成時の環境           
Apple PowerBook5300/100 
Iiyama MT-8617E 
Olympus Camedia400 
使用ソフト            
Three-D Vision2.2FPU   




「(無題)」暑中見舞い用 1997年

 顔を入れるのにもいくらか慣れつつある時期です。
 「暑さにバテてる3D君」彼が寝ている床は、私の部屋のカーペットの写真を使い、壁も私の部屋の壁の写真を使いました。かなり気に入っている絵です。

作成時の環境           
Apple PowerBook5300/100 
Iiyama MT-8617E 
Olympus Camedia400 
使用ソフト            
Three-D Vision2.2FPU   




「平泳ぎをしている3D君」 1997年

 平泳ぎ…には見えないですかね、やっぱり(笑)
 この絵は、水の表現に凝っています。ソフトの限られた表現法を最大限活かして…いるかどうかはわかりませんが、とにかく思いついた手法を試してみたくて描きました。だから、実は私にとってこの絵の主人公は水なんです。
 主役のように見える3D君は、暑中見舞い用のデータの流用だったりします。そのためか思うように表情が入れられず、あらためて面に絵をはめることの難しさを知りました。
 ある人はこの絵を見て「3D君がおぼれている!」と言いました。


作成時の環境           
Apple PowerBook5300/100 
Iiyama MT-8617E 
使用ソフト            
Three-D Vision2.2FPU   




「月」 1997年12月頃

 何の特徴もない絵です。
 このころ、光と影の表現に凝り始めていて、その手始めにつくってみた絵です。
 月を配置し、地球と視点を同一点に置き、遥か後方から太陽に相当する光源を置く。思った通りの形になって、一人喜んでいました。

作成時の環境           
Apple PowerBook5300/100 
Iiyama MT-8617E 
使用ソフト            
Three-D Vision2.2FPU   




「地球を眺める神殿」 1998年年賀状用

 かなり凝っています。
 多分、見た目以上に手が込んでいます。というのも、Three-D Vision だけではこの表現はできず、他のソフトの力を借りています。また、1回のレンダリングではなく、地球と神殿とを分けてそれぞれ複数回レンダリングしています。そしてできた複数の絵をAdobe Photo Deluxe で重ねて表現しました。
 苦労の甲斐があってか、私としてはうまくできた絵だと思っています。


作成時の環境           
Apple PowerBook5300/100 
Iiyama MT-8617E 
使用ソフト            
Three-D Vision2.2FPU   




「3D君顔つき髪あり」1998年

 そのまんまの題名ですが…
 苦労して顔を付けて、気に入っていた絵に未だに髪の毛がないということが気になり続け、ついに髪の毛を足しました。
 ついでに、「平泳ぎ〜」での髪の毛の表現法に疑問を感じていたので、それの修正がうまくいくかの実験もかねています。


作成時の環境           
Apple PowerBook5300/100 
Iiyama MT-8617E 
Olympus Camedia400 
使用ソフト            
Three-D Vision2.2FPU   




「(無題)」 暑中見舞い用1998年

 Three-D Vision で3D君を描くのも、ずいぶん手慣れてきたものです。
 3D君の表情、背景など、いまから見てもお気に入りの1枚です。


作成時の環境           
Apple PowerBook5300/100 
Iiyama MT-8617E 
Olympus Camedia400 
使用ソフト            
Three-D Vision2.2FPU   




「クリスマスツリーと3D君」 1998年12月

 クリスマスカードを作ろうと思い、その絵として用意したものです。
 ツリーは単純ながら、よくできていると思っています。
 Three-D Vision による3D君の集大成、手早く思い通りの形ができて気に入っています。


作成時の環境           
Apple PowerBook5300/100 
Iiyama MT-8617E 
Olympus Camedia400 
使用ソフト            
Three-D Vision2.2FPU   




「地球を見つめるうさぎ」 1999年年賀状用

 前年の年賀状の絵は、私自身はとても気に入っているのに、誰からも褒めてもらえず(笑)、「きっと干支の絵がなかったからだ!」と反省し、この年は干支を入れようと努力した結果です。
 この絵が、Three-D Vision で作成した最後の作品になっています。
 それだけに、このうさぎには、それまで身に付けたいろいろな技法が生きています。
 この Three-D Vision というソフト、使える形は「球」「円錐」「円筒」「直方体(斜方体)」「平板四辺形」の5種類のみ。自画自賛になりますが、よくうさぎを表現したものです。特に耳はどうやって表現したんだったっけ???
 地球も前年の反省を活かし、色合い等、改善したつもりです。
 そして一人の友人からようやく評価が返ってきました。曰く・・・「地球はわかるけど、あの白い物体はなに?」
 まだまだ修業が足らなかったようです…


作成時の環境           
Apple PowerBook5300/100 
Iiyama MT-8617E 
使用ソフト            
Three-D Vision2.2FPU   





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