固有値と固有ベクトルを利用して、どんな行列だって書き表わすことが可能です。 それは固有ベクトル方向の座標系へ移る操作をして、それぞれの方向を固有値倍 してから、元の座標系へ戻るという操作を行列で書き表わすということ。
行列の固有値がだったとしましょう。 対応する固有ベクトル方向の座標系への変換を表す行列をと書くことにしま す。固有値と固有ベクトルを使った行列の書きなおしは、
もっと一般にも、
この
「行列をに回掛け算するというのは、を固有ベ クトル方向に移して、を対応する固有値倍(の回繰りかえし)して、 を対応する固有値倍(の回繰りかえし)してから、元の座標系に戻る」とい うことを意味していますね。
座標系に移って、 | |||
座標を | 倍、 座標を倍して、 | ||
元の | 座標 | に戻る。 |
話が冗長になってしまいましたが、言いたいことは