日記

2003年6月

 一月経つの早すぎ・・・
 今月分から微妙にデザインを変えてみました。

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先月の日記を読む(先頭から)

2003年 6月1日(日) 1年前のこの日

 午後から東工大管弦楽団の定期演奏会に出かける。
 会場に遅れて到着したために、前半は扉の外で聞くことに。中で聴きたかったなぁ…

 その後、先週も探したSennheiserのPXC250を探しに、秋葉原に立ち寄る。
 なかなか見つからないんだよねぇ…と思ったら、2件目であっさり発見。・・・そんなにすぐ見つかったら、わざわざ秋葉原に行ったのに楽しめないじゃん!! もっと路地裏とか回ろうと思ってたのに。
 アメリカに行ってる友人に「あったら買ってきて」と頼んであるので、今日のところは買わずに戻ってきました。

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2003年 6月2日(月) 1年前のこの日

 アメリカから帰ってきた友人と待ち合わせ。コーヒー飲みながらいろいろと話をして、とても参考になりました。
 探してもらったヘッドフォンは残念ながら見つからず。

 友人と別れてから、秋葉原へ。以前、秋葉原にちょくちょく行ってた時期もあるけど、2日連続で行くのは、なんとなく妙な気分。
 昨日見つけた店以外にも売ってるんじゃないかと、さらに何店か探してみたらどこも在庫なし。今週中には入荷されるはず…という店はありました。
 ・・・結局、最初に見つけた石丸電気で購入。
 やや高めの値段設定だったけど品薄の時期に欲しがってるんだから、仕方ないかな。

 大学に戻り、早速使ってみました!
 このヘッドフォンは、ノイズキャンセラーに付きものの「ホワイトノイズ(サーッと言う雑音)」や「音質の変化」が少ないと評判なんです!
 スイッチオン! ホワイトノイズが・・・・・少ないだけなのね…。スイッチを入れると、完全な静寂が訪れた――を期待していたので、ほとんどないと評判のホワイトノイズも耳に付く・・・
 パソコンのモーター音や冷房の音は、ちゃんと消えてます。すばらしい。これでストレスが少し減りました。
 数時間使ってなかなかいい気分です。(←気のせいだと言わないように!!)

 そして、これの購入を検討し始めたきっかけのドヴォルザーク「新世界より」を聴いてみました。
 ・・・・・。
 ・・・・・。
 ――Good!!
 これまで聞き取れなかった音がちゃんと聞き取れます。さらにボリュームはこれまでより小さくて十分です。
 やっぱり周囲の音をいくらか軽減してくれてるみたい。ホワイトノイズも、しばらく聞き続けたら、慣れて気にならない程度になりました。期待が高すぎたってことを除けば、十分満足いく性能です。

 オチを期待して読んでた方には申し訳ないですね!
 けど、それなりに高い(19,800円)ヘッドフォンを買ったんだから、そうそうオチにされちゃたまりません。

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2003年 6月3日(火) 1年前のこの日

 昨日買ったSennheiserのPXC250、使えば使うほどに満足度が上がってきました。これまで同部屋の人が誰もいなくなったらスピーカーから音を出してたんですが、パソコンのモーター音が聞こえる環境を避けるため、ヘッドフォン使いっぱなし。
 使えば使うほど「ホワイトノイズに慣れた」説も有力。

  難点: 原因不明のノイズが入るときがある。

 どこかの電波を受信しているらしい。はじめは人の声(ラジオみたいなの)が聞こえた。次に聞こえたのは、昔のモデムの送受信時になっていたようなザーザーという音。耳障りなんてもんじゃない。おそらくヘッドフォンに付いてるマイクの導線がアンテナになって、その電流の変化に対してキャンセレーションしようとしてるせいでしょう。・・・なんとか回避できないかなぁ…
 幸い滅多にある減少じゃなく、今日は全く聞こえてこないけど…

 今日は輪講の日。
 Wさんにはお世話になりっぱなし。

 先々月末、作り始めた棚、完成させました。
 1ヵ月で作ると言っときながら、ノミで穴を開けて以降、作業を中断していました。残る作業は、のこぎりだけで、晴れた日に外で切ろうと思ってタイミングを掴めずにいました。梅雨になると、輪を掛けて外で作業できないだろうってことで、今日、残った作業を一気にやっちゃいました。
 のこぎりは小さい頃によく遊んだ道具。久しぶりで少し不安だったけど、我ながら惚れ惚れする切り口になりました。すっごく上手です!!(←誰も誉めてくれないので自分で)
 「釘を一切使わずに木組みだけで棚を作る」が今回のコンセプト。まあ上出来かな。至る所に下手さが滲み出ているのはご愛敬でしょう。設計ミスで部品の強度が足りず、早速カケができたのはちょっと後悔。次回作ではこの反省を活かしたいと思います。
 木材は杉。木としての命を奪った以上、この棚、朽ち果てるまで使い続けたいと思います。

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2003年 6月4日(水) 1年前のこの日

 今日は雨。昨日のうちに棚を作っておいて良かったぁ。
 雨だから大学には行くのをやめて――としたかったんだけど、今日は茨城大の鈴木さんがセミナーに来る日。当研究室の院生で鈴木さんと研究内容が似ているのは私くらい。そのセミナーに参加しないわけにゃいかないので、大学に来ました。

 あー、もう雨ん中を出かけるなんて嫌。
 セミナーはとても楽しかったです。

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2003年 6月5日(木) 1年前のこの日

 今日は北里大学のお仕事。先週までは「比熱の測定」の実験を担当していて、今週からは「音速の測定」の実験を担当。はじめて担当する実験なので、今日は早めに出勤して、板書などを練習しておく。
 9時前に起きて、準備して10時に出発。
 13時に実験指導スタート。
 最後の学生達が実験を終えたのは、21時近く。

 ・・・ここまで長引かせたのは初めてです。
 これまでも「最後に口頭で質問をして、答えられるまで帰さない」という方針で指導してきたので、私が担当の実験は長引くことが多かったのです。…だけど、さすがに夜9時近くにまでなるとは…8時半を過ぎたあたりで私も焦ってきました。
 21時に最後の学生を送り出し、待っててくれた同僚の先生方と食事に行き、大学最寄りの相模大野駅を出発したのが(終電間際の)23時5分。
 電車の椅子に座って、考え事をしていると意識が遠のきました。
 こりゃいかん!と思い、頭を振って目を開けると、視界がぐるぐる回りました。
 頑張って寝ないでいようとしていました。ただ不思議なことに、大学の最寄り駅に到着する2つ前あたりで…1駅分の記憶が完全にありません。
 ・・・大井町線は最近、九品仏駅には停まらないんでしたっけ??

 それにしても今日の学生たち。有効数字や単位変換、読みとった単位について等に随分と苦労していたようだけど、最後に「遅い時間までありがとうございました」と言って、帰っていきました。
 ・・・驚き。
 私が学生の立場だったら「長引かせやがって!早く帰らせろよ!」とか思いながら帰ってくと思います。あいさつはしても、お礼なんて言いません。
 なんて気持ちのいい学生達でしょう! 教師泣かせです。・・・感動で教師を泣かせるって意味で。
 すばらしい!!
 …だけど来週はもっと早く終われるようにしましょう。私も指導や説明の仕方を変更して、効率よく理解を助けられるように努力したいと思います。
 ・・・今日の指導は久々にしんどかった。

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2003年 6月6日(金) 1年前のこの日

 前日の北里の仕事から戻り、大学に着いたのは夜の12時過ぎ。その後、急いで銭湯へ。
 さらにメールの整理などいくつか雑用をこなしているうちに4時半すぎ。
 実は今日も北里で実験指導があったりします。内容は前日と同じ。出発時間を多少遅くするにしてももう寝ないともたなそう。
 で、大学のソファーで休みました。朝早く登校してくる人の物音で7時半ごろ目が覚めて、回らない頭で準備しているような雰囲気を醸しだしつつ多少二度寝。10時に北里へ向けて出発。
 ・・・なんか通勤時にして、すでに疲労困憊。
 お仕事してる方々は、こんな生活を毎日繰り返しているんでしょうね。…私の身はもたなそうです。

 仕事を始めると、不思議なことに疲労感はなくなり、楽しく指導することができました。…もっとも、実験終了は8時半。前日より30分は早いけど・・・まだ時間掛けすぎ。
 あいかわらず学生はお礼を言って帰ってくれるんだけど、実験のとりまとめを担当している方が「早く帰りたい」オーラを出しています。…来週は早く終わらせます。

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2003年 6月7日(土) 1年前のこの日

 昨晩も12時過ぎに大学到着。
 帰りの電車で寝ないように、寝ないようにと心がけて来た分(九品仏駅に停まっていることも確認)、大学到着時にほとんど限界。ソファーで仮眠を取ってから勉強を始めようと思いました。
 勉強開始→午前11時。・・・仮眠じゃないじゃん。

 せっかくの機会なので、プール行って来ました。

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2003年 6月8日(日) 1年前のこの日

 風邪で寝込んでました。朝起きて悪寒があると思って熱測って37度1分。昼ごろ計り直したら38度6分。風邪を引いたら暖かくして寝るだけ・・・のつもりだったけど、まだまだ上がりそうだったので薬飲みました。38度を超える熱なんて久々。

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2003年 6月9日(月) 1年前のこの日

 薬の効果か37度5分。微熱程度ですね。
 ただ肩と腰がとにかく痛い。普段、そこに負担を掛けて生活していたということ??

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2003年 6月10日(火) 1年前のこの日

 とまあ、週末から寝込んでいたのですが、何とか持ち直しました。(で、まとめて日記書きました)
 38度を超えて熱が上がってるときはSの結核じゃないかと我ながら疑いました。日本での初の患者になるのかぁ。ここ10日間、どこで歩いたか思い出しておかないとなぁ…などと考えていましたが、治ってみるとどうってことないですね。この程度は普通の風邪です。
 とはいえ、まだまだ体は本調子ではないみたい。単に、ずっと寝っぱなしだったためかもしれないけど、バランス取り損ねたり身体に力が入らなかったり。
 風呂入らないと身体がくさいと思ったので大学来ましたが、用が済んだらすぐ戻って寝ることにします。

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2003年 6月11日(水) 1年前のこの日

 体調万全。
 体の奥からわき上がる気力!(←大げさ)
 あー、やっぱり健康なのが一番。

 病気になると健康の良さを痛感するのに、しばらく健康な状態が続くとその気持ちを忘れちゃう。
 身体が元気であることの幸せさ。それを忘れちゃいけないよねぇ…
 体調を崩すたびにそう思うのに、やっぱり忘れてた。

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2003年 6月12日(木) 1年前のこの日

 先月までと日記のデザイン変えました。
 「前日の日記を読む」を後ろへ持っていき、「1年前のこの日」という項目を付け加えました。主に“自分のための”修正なんだけど、読んでいる方の利便性はどうでしょう? 前の配置の方がよかったら、また検討し直します。
 なにげなく1年前の最近を読んでみたら…なんか体調崩してたのね。この時期、体調崩しやすいのかなぁ…

 今日は北里の日。
 さすがに21時までやるのは、多方面に迷惑が掛かるので「目標19時半までに終了」
 ・・・目標は一応、達成しました。
 ただ、そのために学生にいろいろと考えてもらう時間が短縮されたために、ちょっと無理がでている印象もあり。
 いつも最後に口頭でいくつか質問しながら、その分野の大事な点などを指摘していくんだけど、今回は学生を画一的に扱って、全員に同じ質問の仕方をしてみた。そしたら時間短縮にはなったけど、やっぱり理解には個人差があるからねぇ… もうちょっと人それぞれに質問の仕方を変えて、適宜ヒントを出して…という形にした方が、学生の理解の助けにはなるんじゃないかなぁ… でもって、結果的に学生の満足度に繋がると思うんだよね。…時間掛かるけど。
 やり方についてはもうちょい検討の必要あり。

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  2003年 6月13日(金) 6月15日(日)  についてお知らせ

週末に大学で停電があるため、 6月13日夕方から6月16日昼までホームページのサーバーが停止されます。
それに伴って このホームページにアクセスできなくなります。来週になってからの再アクセスをお願いします。

なお、メールサーバーも同時に停まります。メール送って頂いた方にはご迷惑をおかけします。

・・・ずっと停電してるわけじゃないんだから、サーバーの停止は最小限にして欲しいのになぁ…公務員だから仕方ないのかもしれないけど、「13日17時にサーバー停止、16日の10時までサーバーは起動しない」という連絡に、やる気不足を感じてしまいます。…我が儘なのかなぁ…


2003年 6月16日(月) 1年前のこの日

 先週の北里の仕事、7時15分に終わり学生の様子からもまあ上出来かな…と自己評価していたが、専任の先生から「もっと早く終わらせるように」との指示。どんなに遅くても7時までには終わるようにして欲しいとのこと。
 指定された時間内に終わらせるってのも契約内容のうち、確かにもっとも。今週は指導のレベルを落とさず、時間内に終わらせるようにします。

 …ただ、非常に気分が悪くなったのは、「時間内に終わらないならば、学生に余分な質問などをしないように」という注意。私はノートチェックをした後に、その日の実験について口頭で質問し、学生自身の言葉で答えてもらう時間を作っているんだけど、それを無駄なことであるかのような指示を受けた。
 多くの学生にとって物理学実験でやったことなんて、後々ほとんど役立ちはしないでしょう。私が口頭で行った問答だって、1週間、2週間もすればさっぱり忘れてしまうでしょう。だけど、学生自身が自分の頭で考えたということ。それと自分で考えたことを自分で言葉にしたということ。それらの体験は、後の人生に必ず役立つ、学生の利益に繋がる。そう思っているからこそ、時間が掛かってもやっているのです。
 学生の利益を第一に考える以上、たとえ他の計算に手間取り、時間オーバーしそうであっても、その問答の時間をおざなりにはしたくない。遅れの程度にも寄るんだろうけど、その問答の時間を全く作らないのでは、形だけの仕事になってしまう。

 帰宅時間まで含めて学生の安全に配慮しなくてはならないという専任の先生の立場もわかる。けど、どうして「ノートチェック・後片付けまで含めて、時間を守ってくれ」と指示しないのか。どうして口頭の問答を不要のことのように言い、「ノートチェックと後片付けを先に済ませて、学生は帰っていいという状態にして、希望する学生だけを相手にやってくれ」などと言うのか。最後の問答こそ、参加した学生全員に考えて欲しいのに。それぞれの理解に応じた解答で構わないし、重視してるのは自分で考え、それを言葉にしたということのみ。時間厳守という指示には従うけれど、最後の問答を軽視して欲しくない。そういう指示には従いたくない。
 と、先週末はそんなことで悶々としていました。金曜の夜は篠原美也子さんの歌「誰のようでもなく」とか「冬の夜」とかを、ふと口ずさんでは泣きそうになるくらい。

 まあ週末に出かけて、一応すっきりしてきました。
 ・・・結局のところ、すべて含めて時間通りに終わらせられれば、誰も文句は言ってこないはず。今週は頑張るぞ。

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2003年 6月17日(火) 1年前のこの日

 研究室のM1、M2対象に格子ゲージ理論の講義(?)をすることになった。
 8月に行われる夏の学校で、講義録作成をしなくてはならないので、その予備知識を付けるのが目的。概略の概略を、極めて適当にお喋りするくらいのつもりで引き受けたら、「板書をしっかり書いて」とか「普段、省略されるような計算をやって欲しい」とか注文が。・・・思ったより大げさなことに??
 ひとまず1回目は来週の火曜日。なんか準備しとかなくちゃ。

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2003年 6月18日(水) 1年前のこの日

 昼過ぎに下宿に戻る。やっぱり自分の部屋は落ち着くなぁ…と思っていたら、気を抜いたようでそのまま睡魔に襲われる。昼寝と思ったら、夜まで寝てたので改めて大学には来ないで寝ることにしました。

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2003年 6月19日(木) 1年前のこの日

 北里での仕事。
 月曜日に散々愚痴を書き、最後はやる気があるようにまとめた割に、いざ行くとなると気が重くなる。今日の担当の先生は別にとやかく注文付ける人じゃないけど…
 で、実際にやってきました。
 だいたいうまくいったと思います。
 これまで別の実験テーマで学生は有効数字についてみっちり仕込まれてきたようで指導が楽だったということもあり、だいたい7時までには指導終了。個人的に質問があるという学生がいたので、7時15分くらいまで掛かったけど、これは文句言われる筋合いなし。
 あー、良かった。
 この調子でこれからも頑張ってみよう。

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2003年 6月20日(金) 1年前のこの日

 最近、北里での仕事については愚痴ばかり書いてるけど、私のやり方について間違ってると思える点について、ちゃんと伝えてもらえることは、ありがたいことだと思います。私は言われないと気が付かないことが多いので、思ってることはちゃんと口に出して伝えて欲しいし、伝えてくれる人の方が先々、一緒に仕事しやすいと思います。
 ただ伝え方で受け取る印象が違ってくるので、できれば私をその気にさせるようなやり方で、伝えてくれれば言うことないですね。
 …などと、殊勝なことを書こうと思っていたんだけど、予定を変更してまたまたまた愚痴を書きます。

 今日の指導は途中、何度も時計を確認し、19時までに終了できるように注意していました。時間内に終わり、かつ指導内容の質を落とさないようにと気合い入れてました。
 そして、最後に学生9人集めて問答タイム。
 開始したのは18時25分ころ。
 だいたい19時には終わるように話をまとめ始めていた頃、実験のとりまとめをしている先生が近くをうろうろ。何か言いたげにしています。
「なにかありましたか?」と聞くと、
「いま何時だか、わかってますか?」との問いかけ。

 さすがにまだ7時は過ぎていないはず。ただ、その方の口ぶりには責める口調が混じっていたので、ひょっとしてまた時間オーバーしているのか?と不安になりました。あいにく時計の見える位置にはいなかったので、
「わかりません。何時なんですか?」と聞き返しました。
 すると、
「それがわからないんじゃダメですね」
 と言うばかりで、何度聞いても時間を教えてくれません。じれったくなったので
「そう言われるなら自分で見てきますよ」と宣言して、電気を消された部屋の方に移動して時計を見てみました。
 ――6時55分。
 体感時間では6時50分といったところだったので、確かに遅くなっていました。だけど、なにも言われなければ、ちゃんと7時までに終われる時間です。

 なんにしても、その先生はまた「早く終わらせるように」と注文を付けたいのだろうと思いました。それで、
「あと3分で終わらせますから」と言いました。7時までには終わるから!という意味を込めて。
 そうすると、その方は呆れた口調で
「何度言ったらわかるのかなぁ…」
 とぼそっと言いました。
 そして
「先週も言っているとおり、学生の安全のため…(云々)…6時45分までには終わらせてもらわないと困る」
 などと(ちょっと長めの小言を)続けました。

 ・・・・・先週は7時までって言ってませんでしたっけ??!
 「何度言ったら…」という枕詞にカチンと来ていた私は思わず叫…ぼうかと思ったのですが、学生の手前、やめました。それは大人げない。
 その場は批判を受け入れ、学生に向き直り、最後のまとめを済ませました。
 それでも19時には終了。
 先々週、先週までに言われていた時間制限は守ったつもりです。
 先週、別の先生には「机の上に消しゴムのカスが残っていたから、後片付けの指導をもっとちゃんとやるように」と注意されてたので、今週はその点も抜かりなし。
 私としては、まあ、なかなかの出来だったかなと思えます。

  ・・・批判の基準時間が変わってさえ、いなければ!

 学生が帰った後で、その点、不満を伝えようかと思ったのですが、考えてみると先週までも「授業時間は6時15分まで。30分オーバーの45分までを実験の時間として考えている。どんなに長引いても7時までには終わらせて欲しい」という表現をされていたので、7時までに終わらせればいいというのは(確かに先々週はそう言ってたはずだけど!)、私の勘違いだったのかもしれない。考えようによっては、先方の言い分は首尾一貫しているのかもしれない。…と思えたので、今回はこちらの疑問を伝えることはしませんでした。

 それにしても今回、一番むっとしたのは「何度言ったらわかるのかなぁ」という言葉。
 そんなこと言う必然がどこにある? 人を一方的に非難するだけの言葉じゃないか。私のことを慮っての言葉ではない。まして学生のために言っている言葉でもない。

 そもそも、なんで毎回、毎回、学生を集めている場で、いちいち注意してくださるんだい。その注意は、学生に伝える必要がある内容なんかい。
 その先生のメンツを考えると、学生の前でその言葉に反論するのはタブーであると私は思う。だから疑問があってもその場では呈さず、言葉を受け入れることにしている。
 指導法など学生に伝える必要のない内容については、学生が帰った後にゆっくり話し合えばいいと思うのに、なんでわざわざ学生がいる場で文句を言いに来るっていうんだい。
 所詮、雇われ人の私のメンツなんてタカが知れてるし、その程度でどうこうなるメンツじゃないと思ってるから、いいと言えばいいんだけど、毎回やられると嫌がらせをされてるような錯覚を受ける。
 それに、そもそも最後の話をまとめようとしている途中で「早く終わるように」などという言葉を挟まれたら、話のリズムが途切れて、かえって話をまとめるのに時間が掛かってしまうってのに気付かないんかい。

 ・・・とにかく、来週は6時45分までに終わらせればいいんだね。
 それでもなおなにか言われたら、私は冷静に対処できるかわかりません。

(念のため注意:
 ここの記述はあくまで私から見た一方的で主観的な記述です。状況を正確に記述したものではないことはご理解ください。先方から見たら、私のやり方は目に余るものがある…ということでしょうから)

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2003年 6月21日(土) 1年前のこの日

 前晩、北里の先生方がやってる実験が一段落付いた(?)記念の飲み会に便乗。そしたら大学まで帰って来れない時間になり、夜中、祖母に電話して泊めてもらいました。相模原から新宿まではSさんに車で送ってもらいました。

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2003年 6月22日(日) 1年前のこの日

 祖母の家から大学まで移動する途中、新宿に立ち寄り、駅ビルの「阪神タイガースショップ」を覗いてみた。なんでも売り場面積を増やしたとかどうとか。
 シーズンが始まるちょっと前にも覗いたことがあるんだけど…そのときとは比べものにならないほどの人出。レジ前には列整理のための人が立っているくらいでした。
 …あまりの人出にびびって、何も買わずに帰ってきました。

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2003年 6月23日(月) 1年前のこの日

 今日は西村さんのセミナーの日・・・だったの忘れてた〜 聞きたい話だったのにぃ…

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2003年 6月24日(火) 1年前のこの日

 輪講の日。精一杯やってるつもりなのに、なかなか進まない。精一杯やってる…なんて書く余裕があるうちは、まだまだなのかもしれません。

 輪講後、散髪に行きました。
 実験指導も客商売。髪が長すぎて学生が不快感を持つといけないので。…っつーか、勉強してて鬱陶しくなったので。
 その散髪後、プールにも行きました。
 わー、なんか今日はとっても充実した1日じゃん?…と思ったら、プールは水の入れ替えのために休業中でした。

(覚え:プールは28日まで休業。30日から再開)

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2003年 6月25日(水) 1年前のこの日

 ラジオが作ってみたくなった。研究室でふとラジオが聞きたくなるときがある。
 先々、物理を専門分野としてPh.Dを取ろうとしているのに、ラジオ一つ組み立てられないってのは、よろしくないんじゃないか。一般常識として、ちょっとした回路くらい組み立てられる方がいいんじゃないか。…ふとそんな気になりました。
 小さい頃はIC工作なんてものに憧れてたけど、当時はお金がなかった。お金がないのは今も大差ないけど、少なくとも今は部品代くらい出せる(はず)。要するに、昔叶わなかった夢をいま叶えたい…ということです。
 そう思ったからには・・・ネットで検索して、ラジオの回路図を見てみました。
 ・・・・・。
 ・・・・・。
 ・・・・・。
 さっぱり、意味わかんねぇ。
 早々に挫折の予感が漂い始めました。100円ショップに行こうかな…

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2003年 6月26日(木) 1年前のこの日

 北里の日。今日は7時に終わる。木曜日の先生は、遅くなっても何も言わずに待っててくれる。だからこそ、ちゃんと指導して、時間内に終わらせる…ようにしたかったけど、まだ少し遅いみたい。明日、ちゃんと終わるかなぁ…ちょっと不安。
 今日は実験が終わってから、個人的に質問のある学生がいて、20分くらい話をしてた。やる気のある学生はいいね。

 ラジオを作りたいっていう話について。
 昨日はいきなり複雑な回路を見てたみたい。鉱石ラジオくらいなら、(はっきりはわからないけど)いくらか意味がわかりました。ゲルマニュームダイオードを使ったラジオあたり作ってみようかな。
 世界広しといえども、コンデンサーなど電子部品をばら売りしてくれるのは秋葉原くらい…という話を聞いたので、せっかく秋葉原の近くに住んでいるのだから、いまのうちに楽しんでおこうかなっと思ったわけです。
 もうちょっと仕組みを勉強したら、単純なラジオくらい作れそう。(といいつつ、うまくいかないのが電子工作??)
 残る問題は、時間があるかどうか。
 これからもっともっと忙しくなるからなぁ・・・企画倒れの危険性も少なからず。

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2003年 6月27日(金) 1年前のこの日

 今日の学生は、測定は早く終わった割に、データ整理をじっくりやる人が多くて、とても6時45分には終わらない。
 常勤の先生にまた文句言われると嫌なので目くらまし臨機応変に対処 したけれど、できればもっと丁寧に指導したかったなぁ… まあ常勤の先生の意向に合わせた上で、最大限私のやり方を実行したので、まあ落としどころとしては悪くなかったと思うんだけど…

 大学に戻るころには、かなり疲労が溜まっていたようで、ソファーで軽く仮眠を取ることにした。
 2,3時間眠ってから、復活。勉強を始める――はずだったんだけど・・・10時間ほど仮眠を取りました。
 だから仮眠じゃないよ、これは。

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2003年 6月28日(土) 1年前のこの日

 鏡を見たら、目の下にクマができてた。10時間眠ったといっても、所詮ソファーの上。疲労回復はいまいち? …まあとにかく、いまは勉強を進めよう。今晩はよく眠れるはず。

 あー、温泉に行きたいなぁ…(←現実逃避)
 草津温泉に行きたいなぁ…(←現実逃避)
 うん、今度こそ予定を立てて、草津に行くぞぉ!!(←現実逃避)

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2003年 6月29日(日) 1年前のこの日

 研究室に来ると、ネットワークにアクセスできない状態になっていた。
  SUが来た! → 解決して!
という周囲の期待を裏切り、原因には見当なし。
 どうやらHUBの一つが壊れてるみたいなので、差し当たって部屋にいた3人分のケーブルを生きているHUBに差し替えるという対症療法を施す。…まあ、差し当たっては解決?

 今度の土曜日は叔父の13回忌。年月が経つのは早いもの。
 祖母と話をしていて、来年が祖父の25回忌であることも思い出す。祖父にかわいがってもらってた私としては、25回忌にはスポンサーになろうと思っていた。その前提として、その頃には収入を得ていて…というのがあったんだけど、思い通りにはなってないねぇ・・・ スポンサーになる方向でお金を節約しておこう。
 あと再来年が父の7回忌…だったはず。あれ、来年だったかも。これは確認要。

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2003年 6月30日(月) 1年前のこの日   <最新>

 利用しているPHSの今月分の無料データ通信が確かまだ10MBくらい残っているはず…ということで、昨晩、自宅のPCにWindowsUpdateをかける。項目を調整して、セキュリティー周りを中心に9.6MB分のアップデート開始。・・・・・1時間半くらい掛かった。寝る直前にやるもんじゃありません。

 昨日は頑張って勉強したから、今日は少し余裕があるな…と思って登校してきた。昨晩、あまりに眠くなって、目標よりも進んでいない状態で帰宅したってことを、すっかり忘れていた。

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