<→この月最終更新の日記を読む >
<→過去の日記の目録 >
年月が経つのは早い…とわかったようなことを書きながら、7月分の家賃を払い忘れてることを思い出し、急いで大家さんを訪ねる。1日遅れ。今月末は忘れないようにしないと。
今日は輪講の日。
・・・あー、本の読み方が浅い。浅いとわかってるなら、もっと深く読めばいいってのに。輪講後の数時間、気が滅入ってました。それもこれも、今年の年頭計画:「7月から研究開始(6月一杯で輪講を終える)」を全うできていないため。…焦っても仕方ないんだから、ここは開き直って、じっくり進まないと。
あー、温泉に行ってゆっくりしたい。(“温泉”が話に出たら、それは現実逃避)
午前10時ごろ下宿に戻る。古新聞・資源ゴミを出したり、部屋の整理をしたりしてから、一休み。・・・そのまま夜まで。
北里の日。
今日は朝、体調が悪くて、食欲もなかったので、ゼリー状の栄養剤(ウイダーインゼリーとか)とヨーグルトが昼食。
実験指導してたら、体調は上向きになりました。
夜は食欲が出てきたので、帰る途中、修士課程のころに住んでた最寄り駅で途中下車。大学の寮の近所のラーメン屋さんに行ってきました。もう、美味しいのなんのって! 久々だったこともあり、すごく幸せな気分になれました。明日仕事がなければ、ニンニクをたくさん入れられたのに、残念。
そうそう、今日の実験は、学生がみな手際よくて、6時20分には全員終わっていました。個人的に質問があるという学生と話したけれど、それも45分までには終了。どうだい、これならどこからも文句はでないでしょ。
もちろん、木曜日担当の先生からは、いままで一度も文句言われたことないんですけどね。問題は明日だ。
今週は北里大学の仕事で、レポート採点をやらなきゃいけない週。
木曜日分のレポート採点を明け方の5時近くまでやって、就寝。(結局、終わらず)
9時にPHSで目覚ましをかけておく。
・・・けど、はっと目を覚ましたら、すでに9時40分。
え、目覚ましが鳴らなかった?!――と思ったが、よ〜く思い出してみると、自分で止めたんでした。
いつもより遅い出発で大学へ。
今晩もレポート採点です。
昨日提出された分のレポートは、なかなかレベルが高い。よく書けているものが多いです。・・・ただ、木曜・金曜ともに、日本語が変だって人をよく見かける。日本人なんだから日本語の文章くらいはしっかり書いてよ。
午後から叔父の13回忌。
出身高校の同窓会総会。
それに参加するために、昨晩から千葉に戻っていました。
昨晩はTさんと夕食、今日の午後はKさんとお茶を飲みながら、いろいろと話をしてきました。久しぶりに会って仕事の近況などを聞き、とても楽しかった・・・のですが、すべからく奢ってもらった図々しい私。
今日の同窓会総会には昨年(平成13年度)卒業したって人たちが多く参加していました。で、帰りに少しお喋りしてたところ、彼女らが1年生の頃、私が所属していた同好会の「部活動紹介のステージ」を見て、「かっこいい!」と思ってたという話を聞きました。もちろん私の代とはもう面識ない世代の活動ですが、自分が誉められたように嬉しかったです。
思えばその同好会の活動が始まったのは私が高1の時。そして高3の時点では後輩が続かず、「部活動紹介のステージ」を最後の花道に同好会を解散する・・・ってな話まで挙がっていました。その同好会がそこまで支持を集められるまでになってたなんて、感慨深いです。
もちろん、そうなるまでに師匠や兄弟弟子の方々が散々苦労したんでしょうけど。ありがたや、ありがたや。
安請け合いしすぎ。いろんなことに対して。
夕食を生協で摂っていたら、2年前にTAで担当していたクラスの学生にあって、一緒に食事をした。留学生のSさん、すっかり日本人っぽくなってて、認識するのに時間が掛かりました。日本語もうまくなってたし、雰囲気がもう日本になじんでるという印象。
また会えると楽しいですね。
今日は七夕。
今日は輪講の日。
それと研究室のM1、M2向けに格子ゲージ理論の解説をする日。・・・のはずだったんだけど、再来週に延期。こんなことなら昨晩、大変な思いしなくてよかったのになぁ…まあ、再来週の月曜の晩に楽できると思っておきましょう。どんなことも無駄にはならない。
阪神タイガース、マジック49!
どうも疲れが取れない。昨晩も眠気に耐えきれず、大学のソファーで寝てしまい、睡眠が十分でないみたい。
明日から北里の仕事3連戦。来週は週初めからずっと研究会。研究会が終わったら、輪講の準備と格子ゲージ理論の解説の準備。うー、身体を休ませるヒマがない。心ゆくまで寝たいよぉ…
今日は同期のOさんが論文投稿。
論文書き始めたってのは聞いてたけど、まさかこんなに早く上がるとは。なんにしても、めでたいね。
これで東工大内の同期で論文書いていないのは私だけ。・・・まあのんびり行くことにします。私は。
北里での仕事中。
学生が私のバイト代などを聞いてきた。こういった質問には具体的には答えないことにしているので、適当に受け流していたら、他の人に聞いたのかあながち違わない金額を指摘される。でもって、最後に言われたのが「先生、定職に就きなよ」
・・・まだ院生だから…って事情を学生に伝えてないので、多分、このバイトで生活費を稼ぎながら研究職を探していると思ったんでしょうね。いきなり深いこと言ってくるなぁ…
北里2日目。朝余裕を持って出発し、鈍行で通勤。
途中、田園都市線・鷺沼駅を通るときに「そうだ、この夏は鷺沼プールに行こう!」と思い至りました。漫画なんかにも出てくる鷺沼プール。大きいと噂の鷺沼プール。
電車から見えるところに「営業終了しました。ありがとうございました」と書いてあった鷺沼プール。
今日は5時半には実験終了。みんな最終回ともあって手際がよかった。
で、他の実験を終えた学生との会話。
学生1「先生がピンク色の服着てる〜 そういった色好きなの?」(←すでに白衣を脱いでいた。ピンクというより赤だと思うけど…)
「え? まあ、この手の色のは何着か持ってるよ」
学生2「いいじゃん別に。暖色系で」
学生1「それはそうだけど」
学生2「あ、暖色系といっても、男色系じゃないからね」
「当たり前だ」
北里大学にて補充実験の指導。
今日は久々の「光の干渉」の実験テーマ。昨年度の後期に担当していた実験です。・・・わー、もう何をやるんだったか覚えてないよ。
5月の連休の頃から、何度も行こう行こうと思っていた「ミレー三大名画展」・・・の開演期間は今日まで。
きっとこのまま行けずじまいになる!…という滅びの予言を先週友人から受けていたんですが、ちゃんと今日、行ってきました。
まずは渋谷へ。
詳しい場所は確認しないまま渋谷駅に着き、そこで展覧会のポスターを見て…という作戦だったのですが、いきなりポスター見つからず。・・・仕方ないので、だいたいの見当で歩き始めました。
渋谷の街は歩き慣れてないので大変ですね。人混みにうんざりしました。
で、外れてるかもしれないけれど、ひとつ法則を発見。――「渋谷の歩道は原則、左側通行」
前方から人が来ているとき、私は右側へ避ける習性があるんですが、これが大変なことになりました。
人が来る→ 右側へ避ける→ もっと人がいる→ もっと右側へ避ける→ もっともっと人がいる→ 歩道の右端に追い込まれる→ 容赦なく人が来る =動けない。
何度となく動けなくなりました。渋谷では左に避けるのが基本なのね。…車みたい。
なにはともあれ(少し迷ったけど)、Bunkamuraミュージアムに到着。
こんな休日に美術館に行くなんて、我ながら文化人の生活ですね。優雅です。たとえ生活費が貧しくても、これが豊かな生活ってもんです。正直なところ、私はまだ絵画の良さってのがよくわかりません。好きとか嫌いという感想はあるけれど、それ以上が出てこない。絵画の良さを知るためには、良い絵をたくさん見ることでしょう。
そんなわけで、行ってきました「ミレー三大名画展」!
入場料、 1300円。――これくらい惜しくありません。
入場までの待ち時間、130分・・・冗談じゃない!
時間が惜しくなって帰ってきました。(地下1階の会場に入るために、地上3階に行けと言われました)
これから筑波に出発するって時間に、その出張依頼書が届く。
京都から送られてきたその書類の日付は「6月16日」。この書類が私の所属する研究室のボス宛に渡ってきたのが、7月3日。で、私の手元に届いたのが7月14日。1月間の旅、ご苦労様でした。
先週ボスが出張してた関係で、ここまで遅くなったのだろうけど…お役所仕事だよなぁ・・・
研究会から帰ってきてから(出張し終えた後で)出張依頼書にサインするのも妙なので、急いで書類を整える。
事務からの連絡で「至急提出せよ」とのことなので、書き終えてから直接、教務課へ持って行く。5時を1,2分過ぎたくらいで、ぎりぎり提出でき・・・ると思ったら、教務課のドアには鍵が掛かっていて、中に入ることすら許されず。
お役所仕事にもほどがある。
書類は友人に託して、一路筑波へ。
今回は長丁場ということもあり、iBook持参で参加。最近、AirH"を使い始めた私としては、H"とiBookで「どこでもインターネット環境」ってのを体験したかったわけです。これでいざとなれば、外出先でもメール送信ができるってもんです。
宿に着き、iBookを出し、さあAirH"と繋げて・・・
・・・・・。
・・・・・。
・・繋げるためのUSBケーブルを忘れてきました…
昼食を摂るために北大のKさんと街を歩いていたら、海外からみえた人に話しかけられる。
ダブリン大学のVさん。
海外の知り合い一人目。以前、東工大でポスドクをしていたTさんを知っているそうで、その偶然に驚き。
午前中のセッションを聞いて、「なんだ英語でも結構、意味わかるじゃん」と喜んでいたが、いざ話してみると言葉が出てこない。おまけに相手の言葉も大まかな意味はわかるけど細部が聞き取れていないことに気付く。で、そのせいかどうかわからないが、聞き取れてる程度の言葉しか自分の口からは出てきていない。懸命に聞き取ろうとしてくれるのが嬉しいやら情けないやら。
夕方からは、北大のK本さんに付いていって居酒屋へ。さすが海外の著名研究者などそうそうたるメンバー。
で、ふと気が付くと、私は上座から数えて2番目の位置に座っていた。
誰も気にしてないとはいえ、これはさすがに遠慮するべきかと席を移ろうと考えたときにはわずかに遅く、座席確定。自分の図々しさに脱帽するとともに、せっかくなので話をよく聞いていることにした。(…本当は下座に座って給仕するべきだったんだろうけど)
目の前には格子理論の大家・Kさん(Kさんばっかだな…)。この人の論文が格子理論の研究者の多くを動かすというくらい影響力のある人。「ビールをもう一杯いかが?」と“日本の住宅の狭さ”くらいしか話していないのが情けない。どんなことに興味があるかも話したけど、具体性がないからなぁ…
今日の飲み会で印象深かったのは、酒席を一緒にした人たちの顔。
みんなすごくいい顔。子供みたいな表情で語っていた。
私も難しい顔して計算するんじゃなくて、かくありたいものだと感激した。
散会になり、一人宿に戻る途中に立ち寄ったコンビニで、店員さんに英語で話しかけようとしてる自分がいた。
今日も夕方は北大のK本さんに付いて酒席へ。
10人で店に入りきれないってことで、6人と4人に分かれる。私は北大のKさんと一緒に4人組の方に。同席したのはSさんとAさん。話を途切れさせないようにと意識したけど、もともと黙って食事するのが好きな性格だからなぁ… 昨晩よりはマシになったと思えるけど、まだダメ。
それにしても著名人と同席して驚くばかり。
午後から半日自由時間。
選択コースとしてバス観光(別料金)も用意されているけど、外国から来た人向けでやや高め。
何の予定もなかったので、同じ市内にある研究所・KEKに通っている友人Iさんに電話して、観光に連れて行ってもらう。いきなりの電話でよくOKしてくれたよなぁ…どうもありがとうございました。
行き先は筑波山。
でもって4時からKEKで授業があるそうで、その間はKEK内を散策。わかっていたけど広い施設だ。
そして晩ご飯は、筑波名物?のRanRanへ。
ここの品物は、とても量が多いってことで有名らしい。さらに初めて来た人は名物料理・Big丼を頼むことと言われたので、それに挑戦。
直径30cmくらいの丼に、ご飯、野菜炒め・もやし・肉・麻婆豆腐・オムレツ・鶏の唐揚げ が乗っているという代物。味も良い。値段も安い(730円)。
予め「とにかく大きい」と言われていたので大きさには特に驚かず、最初から大食いモードで食べ始める。これでも私、食べようと思えば結構、食べます。
要は脳みそが満腹を感じる前に、胃袋に入れてしまえばいいわけです。・・・いい年して何バカなことをやっているんだか…
とにかく食べきりました。とてもおいしかったです。
ただこういった量を誇るものは「ご飯の割合が多い」というイメージを持っていたので、そういう配分で食べていたら、思ったよりご飯が少なくて具の方が余りがち。最近油ものがそれほど好きではなくなってきているので、最後はさすがにちょっとキツかった。
あとで聞くと、大盛りを選べばご飯の量が増えて、具とのバランスが良くなるとか。
・・・もうちょっと若ければ大盛り選ぶんだけど。
「Big丼」は楽しめたけど、その後行った飲み屋ではつまみもほとんど食べられず、お酒もなかなか喉を通らず、ちょっと残念。悪ふざけが過ぎたかな。
「キミの英語は上手だね」って言われました!――「海外に行ったことのない日本人にしては」という制限付きで。
今日の夕方は会議に付属している晩餐会。
山水亭というところで行われました。ひょっとして和室の広間に通されて、目の前には立派な膳が並べられて…となるかと思ったけど、実際は洋風の広間で立食会。お店はとにかく和風。庭なんかも見事なもんでした。(高そうな雰囲気。もう二度と行くことはなさそう…)
北大のK本さんは初対面でも気にせず(気楽に)話しかければいいと言う。火曜、水曜の晩にすごく親しげに話してた人とも、“初めて話した”という。なるほどと思ったので、それを真似させてもらった。周りを見回してて目があった人とか、日本酒に興味を持っている人とか。とても楽しい時間を過ごせました。
で、ドイツのKさんに冒頭の言葉を言ってもらいました。この方とは火曜日の夜も同じ机で、席が離れていたので話はできなかった人。ドイツの人だと聞いていたので、何とかの一つ覚えで「グーテンタグ」と話しかけたら、笑って答えてくれました。(なんと答えたのかわかりません)
英語の方も、言われてみれば週初めより「Sorry?(いま何て?)」を使わなくなりました。・・・聞き取れるようになった!と言うより、“こんなこと聞かれているんじゃないか”という想像力が働くようになっただけだけど。…それに聞き返すよりは、多少的はずれでも言葉を返した方が会話になりやすいしね。
この1週間、いい訓練になりました。
帰ってきました。なんかようやく日本に帰ってきた!という感じ。
この1週間で鍛えた英語頭、1日で元に戻るんだろうなぁ…
先週分の日記をアップしました。USBケーブルさえ忘れていなければ、ひょっとしたら…!
今日は東京オリンピック記念センターというところに行ってきました。8月に行われる「原子核若手夏の学校」の会場なので、その下見。夏の学校で行われる講義のセッティングをすることになってるので、近くに講師の方と一緒に騒げる手頃な飲み屋がないかを確認に行ってきました。
近くに手頃な店がないなぁ…と思っていたんですが、すぐ近くの参宮橋駅まで出れば、結構ありました。チェーン店で面白味に欠けるけど、人数で柔軟に対応できるように、「庄や」あたりを狙っておこうかな。
雨が降ってて大学に行くのやめよ〜っと思っていたけど、明日M1やM2の人に格子理論の話をすることになってるので、その予習のために夜になってから大学に来ました。
午前中、部屋で勉強していたら学生数人が訪ねてくる。
「山本さんは来ていませんか?」
・・・。
非常に答えにくい質問。
同部屋には私以外にもう一人「山本」がいるので、多分、そっちに用がある学生。私には見覚えなし。
「俺も山本だけど、俺じゃないよね?」と確認した上で、来ていないと答える。
恐らく物理演習の質問に来たのでしょう。
ここで「それじゃあ、あんたが教えてくれ」と言ってくるくらいの気概があればいいのに。少なくとも私は学生時代にそうやってきたもん。・・・私が図々しいだけ?
――上記の日記を書き、読み返している最中に、また同様の学生が現れる。今日はレポート締め切り日?
午前中のセミナーに参加後、学内のプールに行く。
そしてその帰り、本館の入り口で道に迷っている二人組に声を掛けられる。なんでも入試に関して聞きたいことがあるらしい。
入試関係といえば、入試課に案内すればいいのでしょう。・・・だけど私は入試課の所在がわかりません。どうも東工大の係の所在はわかりにくい。なにせどこにも案内が載っていないから。最近かろうじて厚生課と教務課、経理課の位置は覚えたけれど、入試課にはもう縁遠くなってるから…
仕方ないので、私が院試を受けた頃に入試課があった場所を教えて、そこになかったら別の人に聞いて欲しいと伝えました。
・・・研究室に戻って、別の人に聞いてみると、案の定というか今の入試課は以前の場所にはないそうです。
私に出会った訪問者は、なんと運が悪いことか。
まあ手遅れだよなぁ…と思いながら、念のため私が教えた古い入試課の所在地に行ってみました。そしたら、そこの扉には新しい入試課の所在地を示す地図が貼られていたのでした。さも「いちいち中に入ってきて、仕事の邪魔するんじゃないよ!」と言いたげに。
どうやら、私のような教え方をする人は大勢いるようです。
<覚え>
入試課は教務課の真上。
昨日の水泳は、かなり久しぶりだった。(=筋肉痛になった。)
先日、朝日新聞の書評に紹介されていた本「磁力と重力の発見」(山本義隆、みすず書房)に興味を持ったので購入。
今日は1章を読んだんだけど、激しくショックを受けています。これ私にとっての必読書。ありきたりの表現だけど、ハンマーで頭を叩かれたような衝撃。
まだ1冊目しか買ってなかったけど、今度2巻と3巻も入手しよう。
夕方プールに行く。30分程度でくたくた。上がってみると外は雨。
洗濯物が本格的に溜まってしまった。
曇り空が少々心配でしたが、洗濯しました。
あまりの量に我ながら驚き。
本日、土用の丑の日、うなぎの日!――ってんで、お気に入りのそば屋にうな重食べに行きました。このお店、そばも美味しいけど他の料理もなかなかのもんなんです。
この土用丑の日にウナギをっていう習慣、せいぜい江戸時代以降に出てきたそうです。なんでも「客が来なくて困った鰻屋が“本日、土用丑の日、鰻の日”というのぼりを出して客を呼んだ」のが始まりだそうです。旗にそんなこと書いてあるからには、土用の丑の日には鰻を食べるもんなんだ…と、思わせたんでしょう。
鰻屋に言わせると、この日は鰻の時期としてはすでに時期遅れだとか。
そんなわけでまあ、縁起物というにも歴史は浅いんですが、やっぱり子供のころから土用の丑の日には鰻を食べるもんだと覚え込まされてきた私にとって、これは外せない年中行事です。
これなくして落ち着いて夏を迎えることは、できません。
・・・・・直前で、ちょうど鰻が売り切れました。
素粒子物理学ってのはこの世に存在する物質の仕組みを探るのであって、それを専攻してPh.D(=哲学博士号)を取ろうとするからには、プラトンと世界の在り方について議論できるぐらいにならなきゃいけないんだな。・・・と思いつつ、そろそろ博士課程も真ん中あたり。
輪講の時間になってもWさんが見つからず、こりゃ忘れられたかと思い、置き手紙をしてプールに行く。
プールから戻ってきたら、Wさんも戻っていた。1時間半遅れて輪講スタート。
輪講前に泳ぐのも、結構いい感じ。
ほどよく身体を使った後には頭も冴える…気がする。気のせい?
梅雨なんて大っ嫌いだぁ〜!(帰ろうと思ったら雨)
来月に行われる若手の研究会(「夏の学校」)の会場近くに飲み屋がないか?の質問メールが届く。連続して2件。講義のために来てもらった講師の人とお酒を飲む場所探し。
こっちが聞きたいくらいだよぅ…
まあ京都や筑波にいるのと比べたら、ここから見た新宿は“近所”に違いないだろうけどね。逆の立場なら私も質問してるし。
昼食に怪しげなお店に入ってみる。
怪しげというのは「かつ、牛丼、カレーライス、焼き鳥 大盛りワンコイン500円 他にもサービス」という手書きの看板があり、“居酒屋にしては小綺麗だけどどこか屋台っぽさが漂ってる”とか“営業してるんだかしてないんだかよくわからない”とか“そもそも客が入っていない”という意味です。
まあ人の良さそうなおじさんが店の前で焼き鳥を焼いてるのを見たので、悪い店ではないでしょう。ひょっとすると、家庭料理が食べられるのかもしれません。
そんな期待のもと…行ってきました。
・・・。
もともとは、ちょっとしたバーだったのかな…という店内。椅子もテーブルも背が高いです。お昼はおまけ程度でやっている??という雰囲気。
取り立てて珍しい料理があるでもなく、珍しいお酒があるわけでもない。もっと家庭的な味を期待してたので、ちょっと拍子抜けでしたが、おばちゃんとお喋りできたのでよしとしましょう。サービスのみそ汁が美味しかったです。作りたて。
なすのみそ汁は、沸騰した水になすを入れると、なすの色が出ない…ってことを聞きました。
過去の日記
2002年4月
2002年5月
2002年6月
2002年7月
2002年8月
2002年9月
2002年10月
2002年11月
2002年12月