日記

2005年6月

 とにかく燃焼。

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先月の日記を読む(先頭から)

2005年 6月1日(水) 1年前のこの日

 ふとテレビを付けたら、今日から「ノーネクタイ・デー」という話題が扱われていました。
 なんでも、霞ヶ関の官庁でも軽装で仕事をするようになったとか。軽装で職務に当たることで冷房を押さえることができる→温暖化対策になる…という考えだそうです。どれくらい二酸化炭素の削減に繋がるのかはわかりませんが、なにも厚着して冷房するなんて無駄なこと。暑いから服を脱ぐというのは、とても自然なことだと思います。(空調服は別ですけどね)

 こりゃあ、私も水曜日の横国でのお仕事は、「ノーネクタイ」にしようかなぁ! 国立大学(法人)でのお仕事だしね!!・・・なんて、思いました。
 だけど、ネクタイ&背広だと、ファッションセンスの悪さが目立たないから、ありがたいんだよね。
 …なんてことを日記に書いてる時点で、ファッションセンスの悪さは読みとれちゃうよね。
 いまさらかもしれないよね。

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2005年 6月2日(木) 1年前のこの日

 北里大学でのお仕事、第2シーズン開始。
 これまでに担当したことなかった「比電荷」のテーマを担当。
 いままでと説明の組み立て方を変えてみました。その挑戦自体は悪くなかったかなぁ…と思ったんだけど、学生がどこでつまりそうかの予測が甘かったな…と反省。ボタン配置に対するコメントをした方がいいかもしれない。あと途中の説明が間延びしがち。これにももっと工夫が必要。発問にも、もう一工夫を。
 来週は、今週よりもうまくやりたいもんです。

 で、明日も北里でお仕事。テーマは今度は「音速」。

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2005年 6月3日(金) 1年前のこの日

 北里大学でお仕事。
 2日連続のときによくやってしまうんだけど、発声法をまた失敗。説明の途中から喉が少し痛くなった。なんで失敗しちゃうかなぁ…。ちゃんと喉に負担を掛けない発声法が習慣になっていないせいかぁ…。1日終えた時点で、気が緩んでしまうのかも。

 今日の時点では、高校教師の件に惹かれる度合いが少しだけ強まりました。まだまだ流動的だけど。

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2005年 6月4日(土) 1年前のこの日

 古い友人から私は“遅刻の神に守られている”などと言われています。待ち合わせ時間にちょくちょく遅れていたためです。単に寝坊したってだけでなく、周到に用意して準備した上で出発しても、大雨で電車が遅れた!とか落雷で電車が止まった…とか想定外の出来事に、とても恵まれてきました。
 しかし、北里大学でのお仕事や、横浜国大でのお仕事をする上では、遅刻するわけにいきません。
 そんな経験から、最近はもう遅刻しない習慣が付きました。余裕を持って予定を立てていたのに、到着はぎりぎりになった…なんてことはざらだけど、ちゃんと待ち合わせ時刻に間に合うことが普通になりました。私も真っ当な人間に近づいたってことです。

 今日は、千葉大学時代の先輩方と待ち合わせ。
 9時に出発すれば、悠々、間に合うという下調べをしました。待ち合わせ場所の地図も確認して、電車の乗り継ぎと出発時間も確認済み。駅までの移動時間も考慮済み。
 前日なかなか寝ようとしなかったために、荷物の準備が終わりませんでした。それを計算に入れると「8時に起床する」のがよいだろう……そんな目算を立てて、4時半ごろ眠りにつきました。
 基本的に私は目覚まし時計をセットしない主義です。何時間後に起きるぞと念じて眠り、体感時間で起きるようにしています。ただ今回は、睡眠時間が短めで、かつ、ちゃんと起きないとまずいので、頭の脇に時計を持ってきて、起きてすぐ時間を確認できるようにしておきました。
 寝て、起きて、時計を見ると、6時半でした。
 感覚通りの時間だけど、これはさすがに早すぎです。
 寝直しました。
 寝て、起きて、次に時計を見ると、6時半でした。
 体感ではさっきから1時間くらい眠ったという感じ。…時計の短針をちゃんと確認していなかったから、さっきは5時半だったってことか??と思って、軽く寝直すことにしました。
 軽くのつもりがうっかり深く眠ってしまって、体感90分で目覚めました。
 そして時計を見てみると、6時40分でした。
 ――いいかげん、これは体感時間とのずれが激しすぎです。
 起きあがって、PHSの時計を見に行きました。
 ・・・画面には、「9時3分」と表示してありました。

 来たよ、来た、来た。 遅刻の神が舞い降りてきたぁ♪。

#先輩方に電話したら、道路事情や準備などで到着が遅れるとのこと。なんとか先に到着できました。

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2005年 6月5日(日) 1年前のこの日

 昨年に続き、今年も箱根ビールキャンプに参加してきました。自分でビールを造ったり、日本酒を仕込んだりしている人たちの集まり。ビール以外の料理でも、玄人はだしの品物ばかり登場します。
 昼過ぎに下宿に到着。
 自作のビール 発酵麦汁を飲んでみてもらったところ、「変な香りや酸味もないし、悪くない」とのコメントをもらいました。皆さん、誉め上手でした。(どうやら当たりの瓶だったのかな)
 帰りの車ではクリスタルモルトを加えて造るという改良案をもらい、これはわずかな手間でさらにおいしい発酵麦汁に近づけそうです。俄然、やる気が増してきます。(第4回の仕込みあたりでやってみます)
 また、下宿で片づけをしていたら、仕込みの手順を少し変えて、いまよりさらに楽にする方法を思いつきました。こちらは本当にうまく機能するかわからないので、まだ内緒。今度、予備実験をした上で試してみようと思います。うまくいったら、仕込みの手順を書いたページでも作ろうかなぁ。

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<おしらせ>日記の間が空いています。6月10日か6月13日には、まとめて更新&再開したいと思っています。

 お待たせしました(?)。再開です。(6月14日)


2005年 6月6日(月) 1年前のこの日  (南無阿弥陀仏)

 夜、そろそろ眠ろうかと思い、布団の準備をしてから、ふとテレビを付けてみる。すると、どことなく懐かしい雰囲気の映画。プロジェクトAより新しいかな…というくらいの雰囲気。これは懐かしの香港映画かと思ってみていると、案の定ジャッキーチェンが画面に映る。
 そのまま劇終まで見続けてしまいました。
 ワイヤーアクションもそりゃあ悪くないけど、この体を張った映像はすごいよなぁ…と再確認。
 私が中高生の頃はカンフー映画といったら、こういった深夜帯に放映されることも多かったなぁ…と思い出しました。この調子で、もっと昔の蛇拳とか酔拳とかも放送されないかなぁ…。

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2005年 6月7日(火) 1年前のこの日

 千葉大学時代の先輩NさんがNHKの首都圏ネットワークに出るというので、登場の時間をテレビの前で待ちかまえる。“地ビールの愛好家であり、飲むだけでなくご自身でも研究している”といった微妙な表現は、さすがNHK。

<メモ>
 下宿の近くの温泉の銭湯にまた行ってみました。定休日は毎週月曜日とのこと。

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2005年 6月8日(水) 1年前のこの日

 今日から私もノーネクタイ!…ということで、ネクタイなしで横国へ出勤してみました。
 同じく非常勤講師をされている方もノーネクタイになっていて、ちょっと驚きました。実は結構、拡がっている運動なの?? だけど私は普段からネクタイを暑苦しいとは思ってないし、ネクタイもファッションのひとつだからまた再開するかもしれません。ネクタイをしなければそれだけで省エネになるってことではないしねぇ。

 で、気持ちを緩めすぎていたのか、思わず普段の草履のまま駅へ向かってしまう。苦笑しつつ、急いで革靴を履きに戻りました。

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2005年 6月9日(木) 1年前のこの日

 やばい。風邪を引いたかも。

 高校教諭の件、今日は先方の校長先生と会ってみないかと誘われたので、再来週にお会いしてみることにしました。以前と比較して、大分、話に前向きになってきました。…なんにせよ、先方の方針や意向を聞いてからだけど。

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2005年 6月10日(金) 1年前のこの日

 昨日と連続して北里大学でのお仕事。
 気が緩んだせいか、口頭説明の間の取り方がダメダメ。話の間の取り方次第で、相手への伝わり方が全く違ってくるってことを再確認。…これは再確認する必要もなかったこと。もっと気合いを入れて取り組もう。

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2005年 6月11日(土) 1年前のこの日

 山ごもり。

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2005年 6月12日(日) 1年前のこの日

 下山。
 前日に借りた寝袋を返しに、友人宅を訪問(洗わずに返してごめんなさい)。
 その後、一緒に夕食へ。新しくできたショッピングモールで一旦下ろしてもらい、そこで友人夫妻と合流を図る。

 その間、緑茶のオープンカフェを見つけて、入ってみる。
 注文は本日の煎茶。Short 260円。
 …おいしいけれど、同じ茶葉で私ならもっと違った感じに淹れるだろうなぁ…。私は一煎目よりも二煎目のお茶が好きなので、次回は茶葉をもらって自分で煎れるやつを注文しよう。店員さんに聞いてみると本日の煎茶は、静岡茶をいくつかブレンドしたものとこのこと。私の予想だけど、「100gで1500円の煎茶+1200円の緑茶+1000円の緑茶のブレンド」といったくらいだろうか。
 あくまで私の印象だけど、煎茶では1500円以下とそれより高価な1800円、2000円クラスの茶葉では、味がはっきり異なると思っています。以前、お茶屋さんで1800円の煎茶を味見させてもらったときは、その後味の深さと甘みに感動を覚えました。(おいしい煎茶を飲みたい方には、玉露入りでなく、純粋な煎茶だけで100g1800円以上のものを私はお勧めします)
 このオープンカフェのお茶も、悪くないです。後味はよいし、ほのかに甘みを感じさせます。……だけど、もう一歩。
 正直、プラス100円出して構わないから、茶葉のランクを2000円クラスにまで上げて欲しいなぁ。Shortなら茶葉はせいぜい10g。ならば、1杯360円でも人件費を入れて採算取れると思うんだけど。計算が甘いかな…。

 なんにせよ、緑茶専門のオープンカフェが登場してきたのは嬉しい限りです。スターバックスなどを見るたびに、これの煎茶版が登場してほしいなぁ!と思い続けていました。また近くに寄ったときは、ぜひ利用してみようと思いました。

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2005年 6月13日(月) 1年前のこの日

 千葉に戻ったついでに、千葉市長選の期日前投票をしておくことにしました。
 あらかじめ立候補者とその支持母体などを聞いてから、投票所へ。

 最近の選挙ではすべての立候補者が「無所属」で出馬しているのが、卑怯に見えてしかたありません。
 投票場の名前の張り紙には、支持政党名が載ります。そのため以前は下調べが不十分でも、「この人は○○党の支持を受けているのか。ならば政策はああいった感じだろうな」といった判断で、投票ができました。
 それがいまは、皆「無所属」と書いてあるだけで、参考になりません。名前をうろ覚えで投票場へ行くと、自分がどの名前に投票するつもりで来たのか思い出す手段がありません。私は人の名前をすぐ忘れてしまうので、投票場の扉の前で投票するつもりの人の名前を3回唱えてから入りました。これはかなり変な行動です。
 政党名で判断せずに、ちゃんとその人の政策をみて、選んで、名前も正しく暗記してから投票場へ向かえばいいってことなんでしょう。だけど、支持政党名は名前を思い出す有力な手段だったし、どの“無所属”の人にも裏で手を引いている団体はいまも変わらずあるわけで、それをオープンにしようとしていないのは、どうも正々堂々としていないように見えます。
 いっそのこと“無所属”の文字もなくして、投票場では名前しか張っておかないというならばまだわかるんだけど。…昔の名残が空しく見えました。

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2005年 6月14日(火) 1年前のこの日

 明日のセミナーは…と白板に確認しに行くと、昨日から集中講義が開かれていたことに気付く。
 …って、昨日は完全に研究室に顔出していないし、今日も夕方からしか来ていない。集中講義は来週だとすっかり油断してました。メモしとかないといかんなぁ…。
 明日は横国で大学に戻れるのは3時〜4時。集中講義は終わってるか。んー・・・ここはひとつ、気が付かなかったことにしよう。

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2005年 6月15日(水) 1年前のこの日

 講義の準備が遅くなり、結局1時間だけ眠って出勤。
 1時間しか寝ていない割に、頭もスッキリ元気だなぁ!…と思っていたが、講義をすべて終えると睡魔がやってきました。
 その後、一旦下宿へ帰宅。

 先日、いい梅をたくさんいただいたので、梅酒を浸けようと思い、梅酒瓶・氷砂糖・ホワイトリカー(+ブランデー)を購入して戻りました。
 いただいた梅は3kgだったので、氷砂糖も3kg。お酒は1.8l×3本。梅酒瓶も3つ。
 購入してから気付いたのですが、これらは一度に買って、雨のなか持ち運ぶようなものじゃありません。ビニール袋が3つに手荷物1つ+傘。腕があと3本あったら、まだ良かったかもしれないけど。…やたら重かったです。

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2005年 6月16日(木) 1年前のこの日

 北里大学でお仕事。
 もっと自分の勉強の時間をたくさん確保したいと思い、ひとまず来週の実験で使うプリント作成を前倒しで済ませる。あとは講義で使うプリントも早く完成させてしまおう。
 週3日の仕事日だと、なかなか自分の研究の時間を確保できないなぁ…と思ったが、考えてみると高校教諭を引き受けても研究するぞって考えてるのに、たかが週3日で根を上げるわけにはいかないよな…。
 時間は、意識して自分で作り出すもの。気合いを入れよう。

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2005年 6月17日(金) 1年前のこの日

 北里大学でお仕事。
 実験中、学生に実験器具の不具合を相談される。実用には困らない程度だったのでそのまま使ってもらい、すべての実験終了後、その装置を直すことにしました。
 専任の方は席を外していて、まあ装置のネジを締め直す…ってくらいの修理に見えたので、私で勝手に直してしまって事後報告しようと思いました。
 ネジを締め直すために、まずは装置の蓋を開けて・・・
 ここのネジが緩んでるんだよなぁ…
 ここを回せば……あ、ハンダで固定されてた線が切れた♪
 (元から切れそうになってたんですっ!!)

 いやまあ、導線を剥いてハンダ付けするだけだから、これも勝手に道具を使わせてもらっていいでしょう。
 …というわけで、10数年ぶりにハンダ付けを行いました。
 かなり不格好になりました。私に腕があと1本あれば、もっとちゃんとできたんだよ、きっと。
 最後に、使えるかどうか確認。なんとか使える状態になっていて、一安心。
 …とても楽しかったです。

 その後、友人Aさんと待ち合わせて、Aさん宅で飲んでました。

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2005年 6月18日(土) 1年前のこの日

 日記の読者の方から、空調服がYahooニュースで紹介されてたってことを教えてもらいました。記事のソースはITmediaニュースの記事ですね。
 これによると、いろんな服飾メーカーから空調服が発売されそうな話だし、いずれは見た目も目立たない内装式も試作中だとか……。いまのクールビズの流れもきっと後押しになって、この服きっと大流行ですよ。
 これをご覧の皆さまも、流行するより早く、この流行に乗っちゃいましょう!

 以前の日記にも書きましたが、この空調服を考えた社長さんは、東南アジアの工場を見学したとき“こういった国々で日本のように冷房を使うようになったらエネルギー問題は大変なことになる”と危機感を抱き、“エネルギー効率の良い冷房装置”を考えることにしたそうです。そういう発想の商品、どうか長く報われるといいなと思います。

 今回の記事中にあった社長のコメントには、「技術は50〜60年代のもの。まねするのは難しくない」とありまして、…まあ見りゃわかりますけどね。真似するのが簡単だってことくらい。
 だけど、しっかりした思想を持った企業こそが、生き残る社会であって欲しいと強く願います。

 くどいけれど、私はこの株式会社「空調服」を心底、応援しております。

#これだけ書いてれば、読者の潜在意識にかなり訴えかけているはず!
#読者はせいぜい20〜30人くらいだけど。

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2005年 6月19日(日) 1年前のこの日

 梅雨の晴れ間に、洗濯を。
 最近の服には「形状記憶」なんとかといった機能が付いていますが、それがどの程度の役に立つのか、かなり疑問に思っていました。
 形状記憶機能付きのスラックスと、機能なしのスラックス。
 ・・・効果覿面でした。

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2005年 6月20日(月) 1年前のこの日

 昼食を食べながら、なんとはなしにテレビのスイッチを入れてみました。
 水平方向に、少し画像が揺らいでいました。いままでこんなことはなかったけれど、どうやらこのテレビも、そろそろ寿命なのかもしれません。もらい物だから詳しくはわからないけど、買ってから15年くらいのものでしょうか。まあ、あと数年はだましだまし使っていけるでしょう。

 昼食を食べていると、微かな焦げ臭さを感じました。
 ガスコンロはすでに止めたはず。改めて確認しても、大丈夫。
 窓を開けているので、どこかで焚き火でもしているのかな…とも思ったけれど、夏の暑い日に焚き火もないだろうし、そもそも匂いの質が焚き火と違います。匂いはどこか金属的な感じ。・・・ハンダを溶かしているときの匂いに近いという印象です。
 しかし、匂いの発生源は全く見つかりません。微かな匂いなので気のせいなのかもしれません。
 念のため、“どこかのウチで電化製品かなにかを焦がしているようだ。その火災の巻き添えを食わないよう、用心しておかないといけないかも…”と考えました。そして、テレビに視線を戻すと――。

 ――大急ぎで、テレビを消しました。コンセントも抜きました。

 おかしい。
 あと数年は、だましだまし使うつもりだったのに。

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2005年 6月21日(火) 1年前のこの日

 火曜日といえば、横国の講義の準備の日。…少しずつ、準備の速度を増しているんだけど、なかなか前日に準備するって状況から脱し切れません。

 少し先の準備もしておく…ということで、今日は期末試験の問題を作ったりしてみました。
 講義室に来ないで別の場所で勉強してきたって学生にも単位をあげられるよう出題したい。とはいえ、勉強してない人には解けない問題であること。
 さらに一応、講義室に来てくれてた人にとって解きやすい問題であると、なお良いよなぁ…。
 この講義で、最低限、身につけて欲しい知識について問う問題とすると…
 ・・・凶悪な問題になってしまった…。
 学部1年の頃の私が受験するならば、「このタイプ、大好き!」と大いに歓喜しそうなんだけど、とても一般ウケするタイプじゃないよなぁ…これ。おまけに、出題は楽でも採点がすごくキツそう。まあそのキツさは我慢するとしても…まだ最終決定する時期じゃないので、しばらく検討してみます。
 ついでに追加レポートの課題内容も考えました。こちらは前々から考えていた内容なので、文面をもっと整形したら完成にしていいかな。

 講義の残り回数を考えて、今後の話の内容を練り直す。
 当初の予定では、シラバスに書かれている内容プラスαを話せると思ってたけど、時間的にプラスαの部分は結局削ることに。前任者のシラバスそのままだったけど、やはり経験に裏打ちされた内容は軽視できないなぁ…と思いました。
 そして、いままで話してきた内容と残りの時間で話したい内容を振り返り、果たして、物理学の講義として胸を張れる内容であったかを考え込む。精一杯の内容を話しているつもりだし、話すつもり。とはいえ、これで最上かと問われれば、もっと良いやり方があったのかもしれない。
 29歳の時点での私にとっての「物理学」を精一杯伝えようとしているつもりだけど・・・もっと精進が必要です。後期も続きの話をするんだから、精一杯、取り組みます。
 それと、そういうことを考えてると、講義の記録をHPで公開して、いろんな人の批判を受けたいという気持ちが強くなります。とはいえ、なかなかまとめる時間が足りないんだけど…。

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2005年 6月22日(水) 1年前のこの日

 昨年、「新選組!」を毎週見ていたおかげで、なんとなく毎週ドラマを録画して見るという習慣が恋しくなっていました。
 で、実はいま金曜日の「タイガー&ドラゴン」というドラマを見ています。ヤクザが落語家を目指すという破天荒なドラマ。随分前、日曜日に祖母の家で、特別編を見て「おや、落語の番組か?」と思って、ついつい最後まで見てしまったのがきっかけ。そのときは、てっきり1回きりのドラマだと思っていたんだけど、その後、連続ドラマになっていました。
 安心して見ていられる内容なので、その連続ドラマを毎週楽しみに見ていたわけです。
 ――テレビが完全にダメになったよ、最終回を目前にしてっ!!
 新選組で慣れてたもんだから、まさか10回ちょっとで最終回になるとは思ってもみなかったし、大いに焦りました。月曜日は微かに映っていた画面は、ついになにも映らなくなりました。
 ひとまず今日は、ゲームボーイアドバンスにアドバンTVという装置を付けて、さらにビデオ端子入力のコードで、録画したビデオを見られる状態にしてみました。画面がやたら小さいくせに、大がかりな仕組みになってしまいましたが、差し当たり、これで乗り切れそうです。

 近所のスーパーでスイカの安売りをしていました。直径30cmちょっとのスイカの4分の一カットが398円。つい買ってしまいました。下宿に戻って食べようとしていたら、蚊が飛んでいたので、金鳥の蚊取り線香をセットしました。蚊取り線香の匂いの中、スイカを食べるなんて、すっかり夏だなぁ!と思いました。
 ・・・梅雨がまだ過ぎてもいないのに。

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2005年 6月23日(木) 1年前のこの日

 北里大学でのお仕事の日。ほぼ1日、立ち仕事をしていると、足がくたびれます。そんなとき銭湯に行って、下半身だけ湯に浸かっていると、ホント気持ちいいです。そして、そうしていると恋しくなるのが、足湯。最近は温泉地に足湯が増えてきたような気がします。
 …あー、湯田温泉の足湯に浸かりに行きたい〜・・・と、今日は銭湯でしみじみ考えてしまいました。
 温泉地で一番気に入っているのは草津温泉なんだけど、足湯では、いまのところ湯田温泉を一番気に入っています。お湯の温度はやや高めなんだけど、足だけ浸かっているととても気持ちいい。身体中がポカポカしてきて、1日歩き回った足の疲れも取れて、足が軽くなりました。
 また行きたいなぁ…。

 午前中、件の私立学校の校長先生と会ってきました。引き受ける・引き受けないは別として、会うだけ。校長先生にも、そのような配慮をしていただきました。(ありがとうございました) あと1週間で結論。安易に答えを求めず、急がず納得いくまで考えましょう。…ここまで長く考える時間をもらえてるのも、ホントありがたいこと。

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2005年 6月24日(金) 1年前のこの日

 「わからない人は聞いてください」といって補足解説をして、聞こうとしない人はわかってるのかな…と期待して、あとで確認してみるとわかっていなくて、結局また説明を繰り返して余計に時間が掛かる。
 …最初の説明で、もっと話を聞こうと思わせるだけの話術がなければ、いけないな。
 話を聞かないというのは、話に魅力を感じないからだ。学生が話を聞きたいと思うような話し方の工夫を考え出さねば。

 帰宅時“週3日のお仕事はとてもくたびれるなぁ…”と考えたが、そんなんで高校教諭を引き受けられるのだろうか??

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2005年 6月25日(土) 1年前のこの日

 お話をいただいている私立学校の案内書類をじっくり読んでみる。

 そこの建学の精神には共感を覚える。そしてそこに共感を覚えるかどうかが大事ですと先方の校長先生には言ってもらっている。
 校則に厳しい学校と言われているけど、紋切り型に取り締まるのでなく、生徒を一人の人間として見て、その取り巻く環境など含めて全体を意識して眺めて、状況を判断して、問題解決を計る…という方針、専任教諭の仕事は大変だろうけど私もそれが理想と思うので文句ない。人間性を重視する学校という印象があり、建学の精神に沿っている限り、とても好感が持てる職場のようだ。
 ただ、案内書を読んでいるとそれ以外のところで、多少引っかかりを覚える部分もないわけではない。
 学校に勤めていなければ理想の教育論とか学校論をいくらでも語れるけど、いざ勤めるとなると無責任なことは言えなくなるのが、ちょっと残念かもなぁ。
 自分の理想と思うことを柔軟に実現できる場所であるかどうか。半分は私にとって理想的な職場であり、半分は私の理想とは真っ向から対立する可能性のある職場ということなのかもしれない。
 思惑と一致する部分で熱意を抱き、思惑に背くところは仕事だと割り切ってしまうか…。それとも現実として理想に反するようなことは起きないかもしれない。建学の精神を共有している限り、問題ないのかもしれない。
 結局、やってみる前にこれ以上、あれこれ考えても仕方ないような気もする。やってもいない段階で、理想なんか語れまい。

 こういった話を欲している人が大勢いる中、縁あって、せっかくお話をいただいたわけだし、引き受けてみてから、その後の状況変化に合わせて行動していけばいいかな…って気持ちが、優勢です。
 結論出すまで、あとちょっと。いや、9割方、返事は決まっているのかも。

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2005年 6月26日(日) 1年前のこの日

 テレビが完全に壊れました。
 コンセントを入れても、待機状態にすらならなくなりました。
 ほとんどテレビを見ない生活をしていたとはいえ、最近はドラマなどの録画を見る習慣がついてしまって、特に最終回を見られないのは辛いです。最近は時間がないけど、PS2ゲームも遊べない状態というのも、残念です。そんなわけで、ちょっとテレビの価格調査に行ってきました。

 画面の大きさは13型以上。大きすぎても邪魔になるので15型以下。
 で、どうせ新しいテレビを買うのならば、もちろん安い物が欲しいんだけど、一番目を付けたいのは「使用時の環境負荷がどの程度か」ってところ。具体的には消費電力に注目することにしました。
 ブラウン管と比較すれば、液晶の方がカタログ数値で10〜20W少ないようです。
 消費電力が少ないってことは、その分、エネルギーの無駄が少ない=発電時の負荷が少なくなる…と期待しても、あながち間違いじゃないでしょう。
 本来はその製品を作るのにどれくらいエネルギーを使っているのかってことも考え合わせないといけないんだろうけど・・・そこまでの資料集めって、大変そうだよなぁ…。

 液晶テレビの13型なら4万円くらいで買えるようです。ブラウン管なら1万円で買えるところだけど、これくらいなら頑張れる金額差。
 と、ここでふと思いました。
 パソコンのディスプレイも、今度買い換えるとしたらブラウン管式から液晶に切り替えるかもしれない。一つの部屋に液晶ディスプレイが2つあるよりも、パソコンのディスプレイと兼用できるものを探してみるか?
 いま使っているパソコン用のディスプレイは、使用期間10年くらい。壊れる前から、壊れた後のことを心配しても仕方ないけど、今後10年も現役でいられるかどうかはわからない。(…と言っておいて、新しい液晶式の方が先に壊れるかもしれないんだけど…)
 先のことはわからないけど、確かに将来的にはテレビとパソコン用ディスプレイを兼用できるものを選んでおくのも悪くなさそうです。
 店内を移動して、パソコンのディスプレイ売り場に移動。
 さらにテレビチューナー付きのディスプレイを物色。
 これまたカタログ数値だけど、消費電力はただの液晶テレビ+10Wくらいといった数値になっていますね。値段としては15インチで5万円程度。まあ、がんばれない…とまでは、いいきれない範囲の金額。キツいけど。
 となると、この辺に決めて、お金が貯まり次第購入かなぁ…

 …そもそも、消費電力に注目してブラウン管→液晶と考えたのに、消費電力の数値は元に戻りつつあるということと、どう折り合いを付けるか。


 ちなみに、「8時だよ!全員集合2005」のDVDを購入してきました♪

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2005年 6月27日(月) 1年前のこの日

 以前は、夜型の生活習慣が身に付いていたために、夜は眠くなくて、昼近くに眠くなったりしていました。
 だけど、ここ数日、夜にちゃんと眠くなります。
 そして昼にも、眠くなります。

 ・・・体調不良。
 どうにも体力が回復しなくて、今日はひたすら睡眠。
 風邪っぽさは抜けましたが、講義の準備などは一層深刻な状況になった気がします。

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2005年 6月28日(火) 1年前のこの日

 とても暑い1日。
 昨日からずっと寝ていたため、朝起きると、汗をたくさんかいていました。濡らしたタオルで体を拭いて、服を着ました。それにしても、この汗をかいた状態って、ちょっと不快感があります。

 ――そんなときこそ、空調服です!

 空調服というのは身体の発汗作用で快適に過ごそうとするわけですが、汗を効率よく蒸発させるため、服がじめっとすることもないんです。普通の服と違って、着ていると身体もさらりとして、とても快適なんです。…電池切れでさえなければ!

 あー、なんでこんなときにぃ!!

#ちなみに空調服の電池は、一回の充電で私の場合2日は持ちます。
#回転速度の強弱をこまめに変更しているので。
#ただ、このところ特に暑くて・・・1日ごとに充電した方が良かったようです。

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2005年 6月29日(水) 1年前のこの日

 私立の中高一貫校での物理教諭の件、引き受けたいとの返事をしました。
 物理学の研究をやめるのではなく、物理学の研究を続けていくための選択と私は考えています。それがうまくいかなかったら、反省してまたその時点で選択を行うだけ。とにかく精一杯、取り組みたいと思います。

 で、まだ話がまとまっていないので校名などは伏せておきますが、実際に中学生や高校生の年代の人と顔を合わせるとなると、やはり気になるのが教科指導じゃなくて生活指導面です。学級担任ではどんな仕事があり、どう取り組んでいくのが理想的なのか…いままで深く考えずにいた事柄です。
 どうも私は小学校では“こんな先生がいいな”と思う理想像があり、高校では“こういう付き合い方がいいよな”と思う理想像があり・・・なのに、中学校の先生に対しては、どうも目指すべき姿が想像できないんですよ。思えば中学3年間の記憶が一番、曖昧だったりします。
 そんなわけで、ちょっと横国帰りに本屋に立ち寄り、教育関連の本棚を物色。
 へぇー、いままで気にしてなかったから知らなかったけど、学級運営や授業での発問の仕方とか、生徒との付き合い方や教育技術に関する参考になりそうな本も、たくさん存在してたんですね…。私の教育技術はとにかく我流だし、他の人が自分の経験で編み出した“わかりやすい話のコツ”を本にしてくれてるなら、きっと参考にもなるはずです。
 いざ、気にして本屋を眺めてみると、随分といろいろな本が出ているんだなぁと改めて感心しました。
 気になった本をすべて買うとお金がとても足りないんだけど…いずれは何冊か良さそうなのを選んで、買ってみようと思います。
 小中高の先生は教科指導以外で大変になる……とは聞いていたけど、引き受けたいと返事をするまで、どうもそれが実感として湧いてきませんでした。けど、ようやくその言葉の意味がわかってきたような気がします。で、安易に引き受ける決断をしすぎただろうかと早速不安に襲われています…。

 横国の講義を終えて、本屋を物色して下宿に戻る。そして大学に行こう・・・と思ったが、どうも疲労がたまっている。30分ほど眠ってもセミナーには間に合うし…と思って寝てみたら、12時間ほど過ぎていました。こんなことなら、ちゃんと布団を敷いて眠れば良かったぁ!!
 ・・・いろいろ、ごめんなさい…。

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2005年 6月30日(木) 1年前のこの日   <最新>

 将来の私へ:
   自分の決断に誇りと、自信を持ってください。

→前日の日記を読む 
来月の日記を読む

<全力バックアップ中!>

 空調服の2005年版が発売されています!(4月1日から)
 人間の身体に備わっている体温調節機能(発汗→気化熱→体温を下げる)を補佐して、夏場に少ないエネルギーで涼を得る装置「空調服」です。エネルギー対策としてだけでなく、身体の新陳代謝を促して、冷房の部屋にいるよりも健康に良いはずです! 要注目!
 さあみんな!恥ずかしがらずに買って、着て歩きましょう!!(ファンの音は、とても静かです)

 → 楽天での販売場所
 →日記で空調服を話題にした日:
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 昨年売られていたワイシャツタイプの販売がなくなったのは、ちょっと残念。一番見た目が変だったのかなぁ…。
 そして一番残念なのは、値段がやや高い(12,600円)ことだなぁ。これでは、すでに設置されてる冷房機に取って代わるのが難しそう。まずは工場など、冷房のないところで作業する人へ普及させていこうという作戦なのかなぁ…。
 価格を抑えて、問題意識を持った人だけでなく多くの人に訴えかける商品にして欲しいのに。
 送風ユニットだけの販売をして、服自体は別の企業にライセンスを与えて製造させたりしたら、いろんなデザインの服が生まれていいと思うんだけど。そうはいかないものなのか…。(送風ユニットだけの販売は秋口から行う可能性もあるらしいです。服だけの販売も。また別企業にライセンスして…の計画も進行中なのかも??)


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