日記

2005年7月

 気張らずに、精いっぱい。

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先月の日記を読む(先頭から)

2005年 7月1日(金) 1年前のこの日

 なんとなくイライラする1日。電車で脇の人が順序を守らずに乗り降りしたり、お店の列で割り込みのようなことをされたり。気にしない日には気にしないような内容に対して、なぜか憤りを感じてしまう。どうも気分が良くない。

 今後、宗教を持っている人と話す機会が増えそうなので、私も自分の依って立つ規範を認識しておくのがいいだろうと考えました。そして私は一応“仏教徒”と自認しているので、仏教の書物をなにか読んでおいた方がいいかなと考え、差し当たって、岩波文庫から出版されている“ブッダの言葉”シリーズあたりを軽く読んでみることにしました。仏教の書物を読んだ後は他の宗教の教えを読んで、比較していければいいなぁ…と。
 ――まず自分を正しくととのえ、次いで他人を教えよ。
 ――他人に教える通りに、自分でも行え。
 ――自己こそ自分の主である。他人がどうして自分の主であろうか。
   (一部、抜粋)
 人生において自分を自分で律することを説いているようで、この辺、好感を持ったくだりです。怒らない、憤らない。それが安楽な人生。
 だけど、
 ――愛するものから憂いが生ずる。愛情を離れたならば憂いが存在しない。
 …この辺はどうもまだ内容がわからない。愛情から憂い・悲しみ・苦しみが生じるとはいえ、それを感じてこそ生きているということじゃないかと思ってしまう。経験が浅いからかね…。
 そして、今日の私に一番響くのが、
 ――「われらは、ここにあって死ぬはずのものである」と覚悟しよう。
 ――このことわりを知る人があれば争いはしずまる。

 なんかムッとする行動をされても、「あの人もいずれ死ぬんだよね。…私もいずれ死ぬんだよね」って思うと、そんななかで出会えた偶然がちょっとだけいとおしく思え…ないこともない。かもしれない。

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2005年 7月2日(土) 1年前のこの日

 夜通しレポートの採点。北里大学での実験指導のレポートです。木曜の分と金曜の分。
 徹夜でやって、やっと半分だけ終わり。
 学費を稼ぐためとはいえ、今期はちょっと働き過ぎたと反省。

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2005年 7月3日(日) 1年前のこの日

 昨日はレポートの採点が半分終わったところで少し休もうと思い、休んだ結果――日にちが変わっていました。月曜には発送しないといけないってのに!

 また、来年度から働くかもしれないって話、まだ内定をもらったとかいう段階ではありません。私は話を進めてもらおうというつもりになっただけで、あとは先方の考え次第。明後日に面接に行くことになりました。
 で、いくつか書類と抱負などを提出して欲しいとの連絡。
 今度、面接に行くときには、言われてなくても抱負や方針などを書いて持っていこうと考えていたんだけど、…忙しいときには重なるもんだ。(水曜日の講義の準備も終わってないのに…)

 今日は母校・市立千葉高校の同窓会総会。数年間に渡って議論し続けていた話題にようやく決着。
 千葉に戻ったついでに、教員免許の写しを取りに実家に戻る。
 夕方から友人夫妻と会って、食事後、大学へ。レポート採点、もうぎりぎり。

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2005年 7月4日(月) 1年前のこの日

 深夜、レポート採点を続ける。一度読んだはずの文章を気づけず何度も読み返したり、完全に居眠り状態になってきたので、これは30分だけでも眠って、すっきりしたほうがいい!と思い、ソファーで横になる。・・・軽く2時間経過。まあ、これくらいは想定の範囲。
 夜が明けて、朝9時過ぎに採点完了。

 もう帰って寝ようかとも思ったけれど、明日の面接に持っていく書類集め。卒業証明書やら成績証明書やら。健康診断にも行っておいて良かった。
 レポートの発送を済ませて、履歴書の用紙を買いに行ったりしていたら、昼過ぎになりました。これから帰って寝たら、履歴書と抱負を書く時間がなくなると思い、まずは履歴書書き。そして抱負の文章を仕上げる。推敲を続けて、午後7時すぎに終了。
 銭湯へ行き、洗濯も済ませて、夕食を摂り・・・21時すぎにはもうふらふら。

 あまり抱負の文章はうまく書けていない気がする。どうも疲労がたまっているときの文章になってて、読みにくいって気がする。内容も、ここ最近思っていることをつらつら書いてるだけで、構成など手を抜きすぎかという気も若干する。
 とはいえ今日はもう見返してもなにも思いつかないところまできたので、あとは明日。午前中にもし早起きできたら、文章を練り直してみよう。…望みは薄いかな……。

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2005年 7月5日(火) 1年前のこの日

 午前中にもし早起きできたら、文章を練り直してみよう・・・なんて話は夢。
 修正する時間はないけど、出発前に、文章を読み返してみました。もし変な文章だったら提出を来週にしてもらえばいいや…と思って。・・・だったんだけど、思いの外、まとまっていました。この文章書いたの誰?と思ったくらい。
 ところどころ、やや読みにくさがあるけど、あれが眠いときの文章の特徴なのかも。
 そのまま、提出することにしました。

 午後から、就職用の面接。
 なんだかんだと2時間半ほど、和やかに歓談していました。
 客観的に修羅場とかあったのかもしれないけど、私はまったく気が付かなかったので、楽しくお喋りをしただけという印象。私の期待してた通り、概ね、私の教育方針と異なるってこともなさそう。働くならばこの場所で働きたいものだ、と思いました。
 …ダメだったら、院生を続けるだけだけど。

 来週は理事長先生との面接。ひょっとして、これが最大の難関?
 結果は再来週には、わかりそうです。

 ちょっと現段階で問題になっているのは、来年の4月までに教育職員免許・中学校理科を取得できるかどうか。
 いま私が持っているのは、高校の教員免許のみ。そのことは始めから先方に伝えて、それでもいいの?と聞いていて、人づてで受けた返答は「後からでも取れるから問題ない」というコメントでした。
 そっか、「後から=就職後に、単位取得の時間をくれるのか?」と思ってたけど、若干危惧してた通り、「後から=大学卒業後でも、単位を揃えれば免許は取れる(だから就職前に取っておくように)」という意味でしたか。
 んー、残りの半年は研究に専念したかったんだけどなぁ…。

 面接が終わった時点で、事務などは終わっている時間だったので、まずは教員免許の土台である「教育職員免許法」を読んでみようと思いました。ところが手持ちの新六法には該当の法律が載っていない。結局Webにて検索して、法庫というサイトで発見
 普通免許の他に、特別免許とかいろいろあるんだなぁ…と感心しました。いかん、自分の免許がどういう根拠で発行されてるのか、いままで知りませんでした。
 ついでに、私の一種免許状って、書類を回すだけで「専修免許状」に書き換えられるんじゃないの?という疑問も発生。専修にしたって特典はないだろうけど、せっかくバージョンアップできるなら…。
 それらを含めて、明日には事務の方に聞いてみます

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2005年 7月6日(水) 1年前のこの日

 横国での講義の日。なんか水曜日は毎回のように雨。
 講義の準備で遅くなり、結局2時間ほどの睡眠で出発。講義を終え、下宿に戻って休みたい…という誘惑と戦いながら、事務手続きをするために大学へ。
 学部の卒業・成績証明書と修士課程の成績証明書を発行してもらわないといけない。学部となると私は千葉大学だから、確か郵送で申し込みができたはず…。さらに修士課程の成績証明書は機械で簡単に発行はできず、窓口に書類を提出しないといけない。そしてさらに教員免許に関しての問い合わせ。これは大学の事務で済むか、それとも別の団体に問い合わせる必要があるのかもわからない。
 順にやっていきました。
 千葉大の事務の方は、いろいろ融通を利かせてくれて、急ぎたいと伝えると一旦FAXで申し込みを受け付けて、先に書類作成を始めておいてくれました。申請3日後に発行ということで、来週月曜日に直接取りに行くことにしました。郵送だと1日余計に掛かるし。
 修士課程の分は東工大の教務課。発行には申請して中3日かかるというから、来週火曜日以降に発行。…来週の火曜日の面接に持っていけるかどうか、かなり微妙な状況。まあ、持っていけなくても来週中に郵送すればいいんだけど。
 で、教員免許に関しての問い合わせ。こちらは東工大の事務の担当の方に詳しく説明していただきました。とても助かりました。どうやら、追加で取らなきゃならない単位はさほど多くないみたい。詳細は学部(千葉大学)の事務の方とも相談しないとわからないので、はっきりするのは来週月曜日以降。
 なんでも私の場合は、学部卒業後も絶え間なく学生身分を取得していたので、教員免許法の旧法に則った免許申請が可能なんだそうです。新法に則った申請だといろいろ追加の単位が増えてしまうから、これは大助かり。在学期間延長の手続きをして、年間50万円超のお金を納めたことにメリットがあったと、初めて知りました。
 最後に、履歴書に使う写真を撮影。略式でなく、ちゃんと写真屋に頼んでみました。フラッシュの光量とか、白い板とか、さすがプロ。もっと仕組みを聞きたいなぁ…と思っていたのだけど、黙々と作業をされていて聞けませんでした。写真の職人さん。

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2005年 7月7日(木) 1年前のこの日

 七夕――にちなんだ話題を考えつつ、思いつかないまま七夕は過ぎました。

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2005年 7月8日(金) 1年前のこの日

 北里大学での実験指導の日。今日は実験について、学生にアンケートをとる日。
 マークシートを目で見た印象でだけど、説明が難しいという学生が増えた。今期は、前に音速をやってたときから、説明の仕方を改良してみたのだけど……ダメだったみたい。ちょっとは自信あったのに…。
 過信は禁物。いい教訓になりました。
 つねに謙虚でいないとな。
 伝えたいことと知りたいことは、往々にして食い違うものだから、相手が知りたいことななんなのか、最低限、伝えないといけないことは何なのかを、よく考えることが基本。基本に忠実に。

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2005年 7月9日(土) 1年前のこの日

 北里大学、補充実験の日。
 今日は「熱の実験」を担当させてもらう。いろいろな実験をやらせてもらえて、ホントありがたいかぎり。高校で指導する上で、これらの経験は役立つでしょう。

 大学に戻る。
 明日は夕方から友人宅でバーベキューの予定。そこで心ゆくまで楽しむためには、今日中に横国での講義用のテスト問題を完成させなければ。・・・今晩は寝られるかなぁ…。

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2005年 7月10日(日) 1年前のこの日

 横国での講義用テスト問題&レポート課題(草案)を完成させる。
 2時間眠って、大江戸東山温泉で入浴。
 夕方からは友人宅でのバーベキュー。とても楽しい時間を過ごすことができました。…長居しすぎて、ごめんなさい。

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2005年 7月11日(月) 1年前のこの日

 先週頼んだ証明書を受け取りに、千葉大学へ。そこで中学校の教員免許取得について、相談。千葉県教育委員会の連絡先を入手。…これって、どこにあるんだ?? とにかく来週は教育委員会を訪問予定。その際に必要となる証明書の発行願を提出。来週火曜日には完成予定。
 なんかこのままいくと、博士課程4年目にして学部1年生と机を並べることになりそう。なかなか愉快な体験だ。

 すべて決まってから報告に行こうかとも思ったけれど、近くを通って顔も出さないのは失礼だと思い、学部時代の指導教官Kさんにひとまず現状を報告。来週は立ち寄る時間なさそうだし、なんとか会えてよかった。

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2005年 7月12日(火) 1年前のこの日

 理事長さんとの面談。午前中に東工大事務に寄り、頼んでいた証明書を受け取る。これで提出して欲しいといわれた書類は収集完了。面接も、これまた特に問題が起きることもなく、穏やか(?)に終了。
 えっと…この調子だと、概ね決まりつつあるのかなぁ…。
 残る問題は、私の中学教員免許だけか。

 それにしても、あっちこっち動いて、このところ勉強する時間が取れていないのが気になって仕方ない。

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2005年 7月13日(水) 1年前のこの日

 早朝3時ごろに起き出して、講義の準備を・・・と思ったら、二度寝してしまいました。(一度は3時に起きたんだけど…)
 講義準備に費やした時間は10分程度という今期最大のピンチ。まあ、ほとんど先週までで準備が終わってたからできたんだけど。

 テスト直前だけあって、これまで来ていなかった学生もちらほら来ているみたい。
 講義後、質問を受けていたら、別の学生が私のノートをのぞき見ていた。気付いて、勝手に見ないようにと注意する。・・・だって、テスト問題をノートに挟んでたんだもん♪ まあ見られたからって困るもんじゃないけど。私も油断しすぎてました。
 さあ、来週はテスト。どんな答案が出てくるのか、楽しみ半分、不安半分。
 今日の出席者だけがテストを受けるとしたら、100名程度の採点になりそう。全受講者が受けると130〜140名くらいだから、それと比べれば少ないんだけど…100名って、そもそも少なくないよなぁ…。

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2005年 7月14日(木) 1年前のこの日

 ひさびさに大寝坊。やはりしっかり眠らないと、体力が回復しないようです。ようやくここ数日続いていた眠気が取れました。…若干、風邪っぽさは残ってるか??

 そんでこれまた久々にやってしまった“PHSの電池切れ”。PHSの電池が切れるとちょっとしたWEB閲覧も、メールチェックもできなくなって、情報から取り残されるような感覚を覚えます。・・・けど、たまにはこれも悪くない。以前は毎日、こうだったもんなぁ。

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2005年 7月15日(金) 1年前のこの日

 数年来、買おう買おうと思っていた寝袋を、ついに購入。ドーターのドリームライトという商品。重さ1kg未満で、使用下限温度が1度。快適温度が9度らしい。まさか水が凍るような場所で野宿する気はないから、多分、これで大丈夫でしょう。場合によっては寝袋カバーを追加すればいいはず…。
 試しに下宿でも使ってみました。我が下宿は水が凍ることはないので、快適でした。

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2005年 7月16日(土) 1年前のこの日

 畑作文明と稲作文明について、思索する日。

 それなりに長距離、電車で移動する予定だったので、それなりに計画を立てていました。大岡山駅を11時45分に出発すれば、バッチリという計画。
 ところが出発間際になって、激しい便意に襲われ、用を足してから駅へ向かうと、ぎりぎりでアウト。
 目の前で電車は動きだし、走り去ってしまいました。
 悔しいけれど、ここは気持ちを入れ替えて、乗換駅と乗換時間の確認です。
 調べてみるとどうやら、最初の乗換駅で、追いつける可能性がありそうでした。
 ホームが離れているので、ほどほどに時間を確保してあります。大岡山駅出発が1本遅くても、乗り換える電車が出発するまで3分ほど時間がありそうです。乗り換えのホームまでの距離を考えると、かなり厳しいのは否めませんが…。とにかく挑戦する価値はあります。
 挑戦しました。
 1分で改札から改札へ移動できれば、間に合いそうです。
 荷物を担いで、走りました。
 いやもう、ぎりっぎりでした。

 ぎりぎりで、また目の前で電車が出発していきました。
 …あー、悔しい。

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2005年 7月17日(日) 1年前のこの日

 夕方から友人宅へ遊びに行く。数回目にしてようやく新妻の手料理をいただく。
 意外なことに とてもおいしかったです。ごちそうさまでした。
 そのまま帰るつもりが、お言葉に甘えて1泊。

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2005年 7月18日(月) 1年前のこの日

 火曜日に千葉大学へ行き、先週頼んだ単位証明書を受け取り、さらに教育庁に赴かないといけないので、実家泊。

 このところ届くメールには、アダルトっぽいサイトへ誘うものが多くて、うんざりします。それっぽい件名なら読まずに消去するのですが、最近は件名が紛らわしくて、輪を掛けて苛立ちます。「Re: 」とか「担当させていただきます」とか「自己紹介します」とか「はじめまして」とか。ホームページを読んで、メールをくれてる人かもしれないと思って、一応内容は確認しています。
 だいたい、そういうサイトに興味を持ってる人は、それっぽい件名でもちゃんと読んでくれるはずです。こんな奇抜(?)な件名にしては、返って宣伝効果は落ちるんじゃないかと思うのですけどね…。

 さて、そんななか届いたメールの件名は、――「知ってください」
 まあ恐らく不要メールだろうと思ったのですが、万一、ホームページ閲覧者からだったらと思うと、無下に捨てるわけにいきません。差し出しアドレスからは違うだろうと思うけれど、さらに万一、横浜国大の講義受講者だったら大変です。
 そんなわけで開いてみました。
 一体全体、私に何を知らせようというのでしょうか。

  「 知ってください!
    出会い系サイトは、若者だけのものだと思っていませんか? 」

 ・・・・・。・・・・・。あー。
 ・・・私もまだ、若者に分類されてると信じていたんですけど。
 その認識が間違ってると知らせたかったのでしょうか。即時、消去。

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2005年 7月19日(火) 1年前のこの日

 千葉大学へ。そして教育庁へ・・・と思ってたのだけど、出発の時間を遅くしてしまって、教育庁には間に合いませんでした。さらに実家泊を伸ばすことにしました。

 千葉大学の近くに、かなり素敵な珈琲屋さんを発見。
 自家焙煎といってもさほどおいしくないことが多いのですが、そのお店では自家焙煎でちゃんとおいしいコーヒーを飲ませてくれました。味の好みだけ伝えて、注文はマスターにお任せ…という注文の仕方をしましたが、それを当然のように受け付けて、見事、好みの味のコーヒーを出してくれました。軽食もとてもおいしくて、マスターの蘊蓄は豊富。
 近くに寄ったときは、またぜひ行きたいところです。
 千葉大学に通ってた頃に知っていたら贔屓に・・・って、その頃はコーヒーは好きじゃなかったからなぁ…。お金に余裕もなかったし。
 来年度、科目等履修生をすることになったら、通うかもしれません。難点は、駅からは少し歩くってことかな…。それ以上に魅力が勝るけど。

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2005年 7月20日(水) 1年前のこの日

 前日に歩き回って、東京に戻る気力がなくなったので、千葉に泊まっていました。そこから横浜国大での1限の講義に間に合うように出発しなければなりません。テストの日なので使わない予定ですが、講義に必要な教科書類を東工大に取りに行くためには、始発の電車に乗る必要があります。

 ちょっと前に、私は遅刻の神に愛されている…なんて冗談を書きましたが、最近また予定していた時刻に間に合わないことが頻発してきました。
 これではいけません。こういうときは、ショック療法。絶対に遅れられない予定を厳しいスケジュールで入れるに限ります。…そんなわけで始発で出発する計画を立てて、布団に入りました。

 ・・・見事に、寝坊しました。

 さてまあ、この遅刻の神の茶目っ気といいますか、予定時刻に起きず寝坊してしまっても、普通はあまり犠牲にしたくないことを犠牲にしさえすれば、ぎりぎり間に合いそうだという時間に、私は目を覚まします。

 <今回、犠牲にしたもの>
 ・東工大で講義用の荷物を取ってくること。(テストだから使用せず)
 ・朝食をゆっくり食べること。(途中でパンを購入)
 ・最寄り駅で乗車すること。(一区間、歩くと電車の選択肢が増える)
 ・ 革靴に 履き替える こ と 。

 ワイシャツ、スラックス、そしてスニーカー。
 恥ずかしいったら、ありゃしない!(…草履でないだけ、いいけどね)


 ちなみにテストの日って、どうも働いた気がしません。まあ楽なのはいいんだけど。
 そんでもって私の担当講義、受講登録している人数は141名なんですが、テストの受験者は140名でした。・・・採点キツ…。
 横国で講義した後、また千葉に舞い戻り、教育庁へ。
 これから中学校の教員免許を取得するのに不足している単位を調べました。道徳2単位。化学実験1単位、生物実験2単位、地学実験2単位。
 東京に戻ろうと思ったけど、あまりに眠くて、また実家泊。

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2005年 7月21日(木) 1年前のこの日

 実家から大学へ通う。片道だけでも、結構しんどいと弱音を吐きたくなる。2時間掛けて通学してる人もたくさんいるのだろうけど…。

 東工大の教務に、教員免許取得のためにどの講義を選べばいいのか聞きに行く。
 すると、まず「道徳の講義が、今年度は開講されてない」という事実を聞き当てる。これはある程度予測して、こちらから質問した内容だから驚かず。けど、これで後期に他大学で科目等履修生をすることがほぼ確実に。
 さらに各種実験の単位、東工大で受講するなら、基礎科目ではダメでそれぞれ専門科目の実験を受講しなければならないと聞き、これには驚愕。
 ・・・化学・生物・地学なんて、高校生でやった程度の知識だよ。それも高校の範囲を全てやったワケじゃない。大学で取った化学・生物・地学の単位は、友達の力なんだよぉっ!! なのにいきなり、化学科3年生に混じって実験するんですか? 生命工学科2〜3年生に混じって実験するんですか?? …って、そもそも大岡山キャンパスじゃなくて、すずかけ台キャンパスに行かなきゃダメだってぇ?!
 この辺の単位、他大学(恐らく千葉大学)で取ろうと思いました。
 (理学部の科目等履修生がいいのか、教育学部での科目等履修生がいいか…)

 それにしても後期の学費、東工大じゃなくて、千葉大学に納めたい気分。

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2005年 7月22日(金) 1年前のこの日

 ちょっと体調がすぐれません…。
 今日また千葉大学に問い合わせに行こうと思ってたんだけど、延期。

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2005年 7月23日(土) 1年前のこの日

 事務手続きが続いて、なんか頭がふらふら。
 そんななか、ふと大学の駐輪場に停めてる原付に「利用登録せよ」の紙切れが付いていることに気付く。・・・数年前、登録制になってすぐに私は登録してるんだけど…。卒業まで更新手続きも不要って聞いてたんだけど…。
 勝手に処分されると大変なので、来週には問い合わせに行かないと。
 事務手続きが増えて、うんざり。
 けど早めに紙片に気付いて良かった。

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2005年 7月24日(日) 1年前のこの日

 金曜日に文献紹介の当番なので、気張ってみる。→つづく

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2005年 7月25日(月) 1年前のこの日

 金曜日に文献紹介の当番なので、気張ってみる。→効果覿面に体調を崩す。

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2005年 7月26日(火) 1年前のこの日

 完全に調子を崩す。
 夏風邪か、はたまた腹出して眠ってしまったのが悪いのか、朝から激しい腹痛。
 明日の講義準備もほどほどに、とにかく収まるのを待つ。

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2005年 7月27日(水) 1年前のこの日

 最低限度の準備だけで、講義に臨む。もっと下準備に気合い入れなきゃなぁ…。
 前期最後の講義。
 前回までのやり残しの話題を終えた後は、科学の方法論の特徴などを述べてみる。返す返す、29歳の現時点でしか喋れない内容という気がする。将来だったら、もっと違う表現・視点を示すかもしれない。そういう意味でも、やはり講義の記録をちゃんと残しておこうという気になった。…気にはなったけど、時間をつくれるかどうか。
 後期の講義を受講しない人もいると思うので、前期だけでひとまず言いたいことを全てつぎ込んでみた。将来、受講した学生がなにかの拍子に、あんなこと言ってた人がいたなぁと思い出してもらえればいいんだけどなぁ。

 ちなみに横浜国大では講義の最後、学生にマークシートによるアンケートで、“授業評価”というのを行っていて、定められた質問の他、最後に2つだけ授業担当者が質問を出すことができるらしい。後日、集計結果を送ってくれるというので、せっかくなので変な質問をしてみました。
 質問:
  仮に、この講義で行った口頭説明&板書の内容が、教科書として
  発売されたとします。そのときあなたは、いくらならその教科書
  を買いますか?
   ・2000円以上
   ・1000〜1999円
   ・500〜999円
   ・1〜499円または買わない。
 こんな質問で講義の満足度を測ってみようかなぁ…と。
 さぁて、本にしたらいくら稼げるのかな、私は♪ 集計結果は9月下旬〜10月上旬に届くそうです。

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2005年 7月28日(木) 1年前のこの日

 明日の文献紹介を延期させてもらう。全くもって情けない。
 半端な準備で発表するよりはいいかと思うが、少し気が抜けた。咳が止まらず辛かったので、葛根湯を飲んで、ひたすら休養。今回は葛根湯が期待以上に効果を発揮しました。

 最近購入した村上陽一郎の「近代科学を超えて」(講談社学術文庫)を読み始める。人間の認識の仕方として、とても興味深い。科学の特徴とはなんなのか、これを読んだ後でまた考えてみよう。

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2005年 7月29日(金) 1年前のこの日

 忘れないうちに原付の駐車場利用登録をしに行く。
 どうやら、どこかで手違いがあって、誤って警告の紙が付けられていた模様。
 とはいえ実際に放置バイクを処分する日にも、登録シールを見落とされてしまうと厄介なこと極まりないので、再登録という形を取る。これでもう大丈夫でしょう。

 さらに残る事務手続きをこなすべく、千葉大学理学部事務へ電話。
 …明日オープンキャンパスらしく、てんやわんやの状態が伺える。
 ・・・結局、要件は果たせず。月曜日に直接、事務へ行くことになりそう。

 しばらく溜めていたメールの処理。
 1週間に満たない期間なのに、200通近い未読メール。ほとんどが不要メールなのに、たまに重要メールが混じっているから困ったもの。溜まったメールの処理や返信、新規にメールを出したりしているうちに6〜7時間が過ぎ去る。
 そもそも私が1通のメールを書くのに要している時間が長すぎるんだろうけど、迷惑メールが減ればもっと楽なんだろうなぁ・・・。

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2005年 7月30日(土) 1年前のこの日

 一部で(?)とても有名な(??)、「井川りかこ」さんから直々にメールいただきました。

  件名: 私のアドレスにメールした記憶はありますか?
  本文:
     私のメールボックスにエクセルらしき添付ファイル付きでメールが
     来てたんですが…どんなご用件でしょうか?
     送信者アドレスが私の知らないアドレスだったので、何か間違いかと思って。

     添付ファイルの内容はもしウィルスだったらと思って開いてません。

     4458_sumi_15.xlsと言う名前のファイルです。

     もし重要な書類だったらと思いメールしたんですが…。
     -------------
     井川 りかこ
     ***@hotmail.co.jp

 えっと…一応、まだこれが有名なスパムであることを断定しきれないので、一応、メールアドレスは伏せておきます。が、井川さんに関して検索をかけてみると、
  ・かりんのひとりごと:長編スパム「井川りかこ」まとめ
  ・かりんのひとりごと:井川りかこまとめ2
を発見。
 なんでも、上記メールから問答無用で適当な日数をかけて最大11通のメールが届くそうです。最終的には、無料出会いサイトの会員登録(もれなく悪徳出会いサイトの会員になれるそうです)を促してくるそうです。
 あー、受信拒否してぇ・・・。大学のメールサーバーで設定できないかなぁ…。
 現在、私の手元には上記サイトに紹介されているのと同じ文面で、2通目まで届いております。

 それにしても、かなり手の込んだ迷惑メールです。
 メールアドレスが不自然に思えたこと、さらにパソコンに不慣れな様子なのに使用しているメーラーが珍しいものだったことに違和感を感じたので、念のため検索してみました。それらがなければ、“たとえ罠でも返信せざるを得ない”という結論に至ってたと思います。
 ・・・そもそも、1通目の発信時刻が早朝4時48分でなければ、引っかかった恐れもかなり強いです。だけど、そんな時刻にメールを出してくるのは、あまり真っ当な生活をしている人間だとは思えません。

 そんなメールを、オンタイムで受け取ってしまった私も、あまり真っ当な生活をして・・・

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2005年 7月31日(日) 1年前のこの日   <最新>

 昨日の日記に書いた井川りかこメール、順調に届いています。現在4通目まで。
 どうせ受信拒否ができないなら、全11種類制覇したいなぁ。いや、せっかくだから未知の12通目まで来ないかなぁ!

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来月の日記を読む

<全力バックアップ中!>

 空調服の2005年版が発売されています!(4月1日から)
 人間の身体に備わっている体温調節機能(発汗→気化熱→体温を下げる)を補佐して、夏場に少ないエネルギーで涼を得る装置「空調服」です。エネルギー対策としてだけでなく、身体の新陳代謝を促して、冷房の部屋にいるよりも健康に良いはずです! 要注目!
 さあみんな!恥ずかしがらずに買って、着て歩きましょう!!(ファンの音は、とても静かです)

 → 楽天での販売場所
 →日記で空調服を話題にした日:
   2004年7月17日2004年7月22日2004年9月3日2004年9月5日2005年2月4日2005年6月18日2005年6月28日(いまのところ以上)

 昨年売られていたワイシャツタイプの販売がなくなったのは、ちょっと残念。一番見た目が変だったのかなぁ…。
 そして一番残念なのは、値段がやや高い(12,600円)ことだなぁ。これでは、すでに設置されてる冷房機に取って代わるのが難しそう。まずは工場など、冷房のないところで作業する人へ普及させていこうという作戦なのかなぁ…。
 価格を抑えて、問題意識を持った人だけでなく多くの人に訴えかける商品にして欲しいのに。
 送風ユニットだけの販売をして、服自体は別の企業にライセンスを与えて製造させたりしたら、いろんなデザインの服が生まれていいと思うんだけど。そうはいかないものなのか…。(送風ユニットだけの販売は秋口から行う可能性もあるらしいです。服だけの販売も。また別企業にライセンスして…の計画も進行中なのかも??)


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