日記

2005年10月

 なにごとも楽しみましょう。毎日が好日。

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先月の日記を読む(先頭から)

2005年 10月1日(土) 1年前のこの日

 国勢調査に協力しました。
 てっきり独立して世帯主になっていないと関係ないかと思っていたら、長期間実家を空けている場合、寝起きしている場所で一世帯と考えるらしい。そんなわけで私も世帯の代表として、質問に回答。
 あ、寝起きしてる場所って、大学じゃないですよ。最近ちゃんと下宿で寝てますよ!

 …国勢調査を言い訳に、忙しいときの現実逃避したワケじゃないですよっ!!

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2005年 10月2日(日 ) 1年前のこの日

 ここ数日、東京は気温も低く、すっかり秋だなぁ…と思っていました。
 …なに今日だけ、イキナリ夏に戻んの?!
 1月前に戻ったかのような暑さ。せっかくしまった扇風機を、また出してしまいました。

 後期の講義で使う問題集づくり。草案がだいたいできました。あとはホントに解けるかどうか確かめるだけ。…いや、多分、解けると思うんだ。適当に作った問題に若干不安があるけど・・・。

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2005年 10月3日(月) 1年前のこの日

 横浜国大で「化学実験」を受講(初日)。
 今日は説明やら班分けやら。次回が「中和滴定」だそうです。そういえば中和滴定は学部の化学基礎実験ででもやった気がする。この化学実験、実験操作は大丈夫だろうけど、レポートはかなり大変そう。…大変なりに楽しむことを心がけよう。
 早速、予習と下調べ。 塩の加水分解ってなによ?弱酸と強塩基を混ぜたとき、中和点でも中性じゃないって、どういう仕組みなのよ。水酸化ナトリウムに潮解性があり…って、潮解性って一体なんなのよ?? はてさて、どの本で調べればいいのか?ってことから、まずは調べていくか…。

 それにしても学部生に混じって実験科目を受けていると、なんか自分も2〜3歳、若返ったような気持ちになれて新鮮です。大学の講義も、やるのと受けるのとでは感覚がまるで違います。
 …2〜3歳、若返っても大差ないじゃん?とか言わないでください。

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2005年 10月4日(火) 1年前のこの日

 今日は東工大で地学実験を受講。その初回、ガイダンスでした。
 2005年度、地惑応用実験の課題発表――

   「演示実験を主たる方法とした科学授業の計画と実行」

 すンばらしい!
 この実験科目、シラバスにも「用意された実験をこなすのでなく各自の創意工夫で実験を企画し、器具を製作し、実際に実験を行う」って書いてあり、期待をしていました。すでに周到に用意された実験をこなし、与えられた課題と関連する事項を調べて、まとめる――って作業ばかりを週に3つもやりたくありません。もっともっと楽しいものを――と期待して、受講希望をしてたんですが、期待通り♪
 …おまけに今年度の課題は“大学1年生または理系の高校3年生に教えることを目的として”って・・・、来年、自分が使うつもりで教具を考案、作成すればいいのね。“科学授業”と幅広いのもありがたい。予算は3000円までって制限も、面白さに拍車を掛けています。
(そもそも、こういう受講者の創意工夫にすべて任せてしまうって実験を、高校に取り入れられるかどうか自分で体験してみたい…という面もありました)

 とても大変だろうし、キツく辛い時期もありそうだけど、この半年のこの実験、とにかく楽しみたいと思います。
 地惑応用実験だけど、これならちょっと物理寄りのことを発想しても大丈夫だし。
 来週までに、どんな計画にするかじっくり考えておこう!

 ……いまのところ、振り子の周期を、わかりやすく計測する仕組みを作れたらなぁ…などと考えています。振り子の演示実験をしたり、振動関係の演示実験をするための基本の道具づくり。それさえできれば、演示実験の演目はいくらでも…じゃないけど、案は出せるし…。まだ発想が甘いかな…。
 メトロノームや地震計の仕組みでも調べてみようかなぁ…。


 化学実験についてわからないことだらけなので、今日は書籍をたくさん購入。
 その筆頭が「エッセンシャル化学辞典」
 物理関係で質問を受けても、そんなの物理事典で調べれば、すぐ解決しない?っていう内容が多かったりします。私が化学についてわからん!といっても、文章を読んでて、これがなにやらキーワードらしい…ってくらいは想像します。だけど、どの教科書にその言葉について書いてあるんだろう??ってことがわからない。
 そんなときは、小さいものでいいので辞典で調べりゃいいんです。キーワードを辿っていって、関連事項を眺めていけば、全体像、もしくはせめて“なにがわからないのか”くらいは人に説明できるようになるはずです。――と、そんなわけで購入。この半年、値段分は使い倒すぞ!
 あとは講談社の「絶対わかる」シリーズの「有機化学の基礎知識100」と「化学結合」の2冊。最低限の知識くらい目を通しておかないとなぁ・・・。

 以前、私は発酵麦汁を造り出したり、コーヒーに凝ったりして、「あんた専門はなんなのよ?」と言われたりしたんですが、化学関係の本がここ数日でだいぶ増えました。改めて、自分の専門がよくわからなくなりました。
 …んー、自然哲学ってところかな。うん。
 自然って言葉がなにを指しているのか、考え出すと難しい問題だけど。

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2005年 10月5日(水) 1年前のこの日

 横浜国大で非常勤講師のお仕事。今日から「物理学IB」の講義開始。
 初っぱななので、またリベラルアーツとしての立場を強く押し出してみる。「わかる」とはどういうことか?という話から、学問をしていく上での基本姿勢などを話した(つもり)。前にKさんと話をした内容をパクり “インスパイヤ” …参考にさせてもらいました。
 前期は「教養とは」「中世魔法と物理学」という直球+変化球。今期のは、新開発の力任せの投球(??)。暴投気味だったかもしれないけど、なんとかストライクになっただろうか。フィードバックを読むと、なにか感じてくれた人もいたようでホッとしました。

 午後は千葉大へ移動して、「道徳教育」の講義を受講。
 やや合わないところもあるけれど、講義に熱意を持って取り組んでるのは間違いないので、きっと勉強になる点も多いでしょう。

 科目等履修生は1単位いくら…で授業料を払います。そのため講義に対する意識が、年間いくら…で支払っているときよりも、シビアになりました。
 国立大の平成17年度は、概ね1単位14800円みたいです(千葉大と横浜国大では)。道徳教育は2単位の講義、全部で15回行うのが基本だから、90分間の講義に約2000円支払ってることになります。
 どんな形であれ、2000円分は何かしら学ばせてもらわないと支払い損ってわけです。
 参考にできる点は少しも見逃さないぞ。

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2005年 10月6日(木) 1年前のこの日

 水曜日は千葉の実家に宿泊しているため、今後しばらく火曜・水曜・木曜は日記の更新時刻が乱れると思います。

 昨日は2時間未満の睡眠時間で横浜国大へ行き、横浜から千葉への移動の際に30分ちょっと睡眠(というか気が付いたら時間が経っていた)しただけでした。
 そのせいか夜、布団に入って本を読んでいたら、字は読めるけど文が読めていない状態になってしまい、あきらめて電気を消して眠ろうと思いました。そしてふと気が付いたら、8時間後の11時。
 えっと…9時には起きて、銀行に授業料を振込みに行こうと思ってたんだけど・・・。

 寝てしまったのは仕方ないので、先に千葉大で午後イチの講義を聞いてから、振込みに行こうと思いました。
 午後イチは「多様体論II」。これも科目等履修生だけど、ただの趣味です。
 理学部の科目等履修生になるためには、教育関係の単位だけでは無理とのことで、理学部の講義をオマケにくっつけました。どうせなら、なにか息抜きに楽しめるものがいいなぁってことで、多様体論。(教育学部の科目等履修生になるという選択肢もあって、それなら道徳教育だけでも良かったんだけど)

 面白かった。久々に大学の講義を受けたという感じ。やはり人に解説してもらえるとわかりやすいし、軽く2000円分は楽しみました。
 そして講義終了後、千葉銀へ。
 ――窓口営業が15時までってどういうことよ、あんた?!(←間に合いませんでした)
 みずほ銀行も同じ。
 もっと個人利用者の立場に立った経営をしてください。
 ラジオでベイFMとか聞いてて、千葉銀にはいいイメージを持っていたのに、一気に暗転。西千葉駅前店での窓口業務もなくなってるし…!(いつの間に??)
 東京近辺じゃ窓口を見かけないし、結局、来週の木曜日に早起きするしかないか。

 夕方から東京理科大で「生物学実験」を受講。
 今日のテーマは「プランクトンの観察」。これもかなり楽しみました。
 しかし全員が終わらないと、班の人が全員帰れないってのが厄介なことこの上ない。そうでなければ、もっと長くいろいろ観察し続けてたのになぁ…。まあ、担当教官もTAも、早く帰りたいだろうし粘り過ぎちゃいけないね…。

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2005年 10月7日(金) 1年前のこの日

 本日は北里大学でのお仕事の日。「比電荷の測定」の代打です。
 1タームを毎週担当していると、だんだん担当クラスの雰囲気を掴んでいって、だんだんやりやすくなっていくんだけど、こういう代打のお仕事だと1回きりで柔軟に対応しなくちゃいけないから、なかなか大変。…というか、やはり説明がイマイチ的確にできなかった気がする。反省。

 大学に戻ってきて、ちょっとしたきっかけで「固体物理学」の教科書を読んでみようと思い、電子のエネルギーバンドの理論を調べてみた。周期的なポテンシャルという条件だけでエネルギーバンドの構造が出てきているのかどうか…。なんにせよ、この教科書を買った学部生の頃には感じられなかった面白味を感じられるようになってました。固体物理も面白いんだなぁ…。おいおいゆっくり勉強してみよう、と思いました。
 ・・・「プランクトンの観察」のレポート書きが面倒で、現実逃避してただろう?!なんていう、的を射た指摘はしないでください。

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2005年 10月8日(土) 1年前のこの日

 「プランクトンの観察」のレポート書き。
 まずは観察したプランクトンを同定する作業から。

 プランクトンの観察はなかなか面白く、いろんなものを見つけてはとにかくスケッチしていました。
 なんでも過去の実験受講者では多い人で15コ以上20コ未満のスケッチ量だったそうで、最初にそんな説明を聞いたから「よし、じゃあ俺は20コを超えてやろう!」などと不遜なことを考えたわけです。が、時間が限られてるために結局17コ止まりでした。
 そして。
 ・・・そんなに同定できねぇよっ!

 スケッチするのは動物性プランクトンよりも植物性プランクトンの方が簡単です。動かないから。さらに100倍で“なにかある?”と感じた場所を400倍で眺めてみるのが面白く、目に映ったものをたとえゴミでもいいだろうってんで描いてたワケですが・・・同定作業は動物性の方が素人には易しそうです。400倍で観察したもの、ほとんどがなんだかわかりません…。
 TAの方に紹介してもらったネット上の図鑑では足りないのかもしれない。こりゃ来週木曜日までに図書館へ行って、図鑑で調べてみないといけなそう。調子に乗って、スケッチしすぎたかも…という思いが、一瞬頭をよぎりました…。

 レポートをやっているうちに、完全に夜が明けました。研究室の合宿へ、寝ないで行くことになりそう・・・。バスの中で寝るか…。


付け足し:
 荷物をまとめに下宿へ戻り、眠ってしまいました。→ 合宿に遅刻しました。
 途中、電車が遅れて乗り継ぎがうまくいかなかったことも、遅刻に輪を掛けてくれました。…我ながら情けない。

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2005年 10月9日(日) 1年前のこの日

 研究室の合宿2日目。
 ちなみに今年の合宿も昨年に引き続き、草津セミナーハウスで行われました。
 朝、講義開始まで50分くらい時間があったので、近くの公衆浴場へ。毎度まいど、快くお湯に浸からせてくれる地元の方々に感謝。
 午後、天気が悪かったので室内でオセロをしたり囲碁をしたり、レポートを書いたり、体育館でドッヂボールをしたり。
 10年以上もやっていないドッヂボール。とても楽しかったのですが、頭で描いたように身体が動かないことに少し唖然としました。味方からのパスボールを取ったつもりで、ボールが顔面に当たること1回。最小の動作でよけるつもりが、完全に当てられてたこと数回。…そろそろ身の程をわきまえないと、ケガしそうだなぁと思いました。気を付けよう。
 夕方から温泉に入って、宴会開場へ。

 深夜はトランプで「大富豪」。
 知らないルールが多くて戸惑うことも多かったのですが、大富豪が1番になれなかった場合(他の人が先に揚がった場合)その場でアウトになり、次回は必ず大貧民になる…という“都落ち”ルールが新鮮かつ面白かったです。追い落とされたら最底辺からやり直し……トランプゲームのくせに厳しい社会を描いてます。まあ、いくらでもやり直しができるってのは健全な社会か?

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2005年 10月10日(月) 1年前のこの日

 合宿の最終日。
 昼で解散だったので、あいにくの雨のなか昨年見つけられなかった「鈴蘭の湯」という公衆浴場を探しに行く。
 …結局見つけることはできたのですが、官舎に住んでいる人専用の施設で“部外者立ち入り禁止”とのことでした。道理で、最近の公衆浴場の案内図に入っていないはずだ。古い資料には名前が載っているんだけど…昔は一般客にも開放してたのか、それとも単に公衆浴場の名前を列記しただけの資料だったのか。
 どうやら私は昨年の時点で、公衆浴場、全箇所(18カ所)制覇を達成していたようです。


 鈴蘭の湯は残念だけど、まあ他のお湯をお借りしようか…と思い、中心地・湯畑へと歩いていました。すると――、

「すみません、大滝の湯はこの道でいいでしょうか?」

 …車の窓から観光客の方に、道を聞かれてしまいました。
 確かに鈴蘭の湯はだいぶ離れた場所にあったので、とても徒歩の観光客がいる場所ではありません。けど、そんなことを観光客の私に聞かれても――、

「えっと…この道を引き返して、1つ目の信号を右に曲がってください。そしたら見えてくるはずです」

 ・・・すんなり答えられました。
 えっと…東京で道を聞かれても、なかなか場所を特定できない私なのに。
 少しは草津温泉にも詳しくなったかなぁ…という気がして、嬉しかったです。知らないことの方がずっと多いわけだけど。

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2005年 10月11日(火) 1年前のこの日

 午後、東工大にて地惑応用実験を受講。
 今年度の受講者は…私を入れて2名??!(遅れて1名が到着、計3名??) 先週は20人近くいたと思ったけど…。
 こんなに面白そうな科目を、どうして敬遠するかなぁ! おかげで、1人あたりの予算が3000円からだいぶ増えそうなのは、ありがたいけど。
 振り子の周期を測るということを、主に目指してみようかと思います。
 なにかいい手はないものか。
 ・地震計のように振幅を紙に記録していく
 ・加速度センサーを作成して、ストップウォッチで時間測定する手助けをする
という2パターンを検討中。
 加速度センサについては秋月電子通商のHPで資料などを読む。…IC工作なんて初めてなのに、無謀かなぁ…。使用部品としてADXL311を考えています。こんな感じ??という回路図を作ってみたけど、実は資料に印刷されている内容、言葉もろくに理解できていません。実際にこれを使うなら、実店舗へ行って、お店の人に相談してみなくては。
 ただなんにしても、そういった時間測定の手助けをすることにどの程度、効果があるのかを見直してみないとな。地震計のような仕組みは面白そうだけど、気を付けないと振り子の動きとは違うものを記録しかねない。えっと…続きはまた来週。

 夕方からは明日の講義の準備。(明後日提出のレポートもあと一歩、完成してないんだよなぁ…)
 あー、気持ちの入れ替えをスムーズにしなくては…。(頭が混乱気味)

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2005年 10月12日(水) 1年前のこの日

 結局、講義の準備が一通り終わったのは午前4時。それから下宿へ戻り、原稿(説明内容のメモ)の最終チェック。終わったのは午前6時15分。ちなみに6時50分には下宿を出発しないといけない。そのため、これまで6時30分には起床するようにしていました。
 布団に横になり、たくさん眠った、眠った、眠った・・・と自己暗示
 意を決して40分頃に起床、出発。あー、よく眠った!

 火曜日に起きた時刻は午前11時。だから午前中、横浜国大で講義をするくらいは起きっぱなしでなんてことありません。
 …問題なのは、午後。千葉大へ移動して、やや合わないかな…という第一印象を受けた先生の講義を受けて、図書館へ行って図鑑でプランクトンの同定作業もしなくてはいけない。

 千葉大への移動の途中、電車内でたびたびタイムスリップをしていました。
 ふっと気が付くと車内の様子は、その前に見ていたものとうって変わり、少し混雑し始めていました。座席は全て埋まり、立っている人もちらほらと…そして目の前には、少しお年を召した御婦人方。
 こりゃあいかんと、席を譲ろうと立ち上がったのですが、どうにも固辞されました。すぐ下りるという訳でもなく、できるものなら座りたい…という様子に見えたんだけどなぁ。・・・そんなに私が、疲れ切ってるように見えたんでしょうか。
 「そのまま座っててください」と言われたので「あぁ、どうもすみません。ありがとうございます」と座り直し…ほとんど直後に、またタイムスリップ。・・・やっぱ疲れてるように見えてたのか…。

 電車で寝過ごすこともなく、千葉大に無事到着。
 講義の途中は眠くなることもなし。(我ながら感心した)
 だけど、プランクトンの同定作業は難航。文字が読めない。絵が見えない。・・・目を開けていられないくらい眠かったので、少し仮眠して眠気を取ってから、諦めて帰りました。図書館に寄った意味がほとんどナシ。
 実家で食事をして、風呂に入って、就寝。

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2005年 10月13日(木) 1年前のこの日

 新しいMacを買おうと考えています。ノート型を。
 いま大学で使っているiBookは、研究室を去るときに返却しなくてはなりません。私が使わなくなったら、研究室にMacユーザーがいないため、捨てられる数年先まで誰にも使われることなく埃を被ることになりそう。まだまだ使えるってのに、とてもかわいそう。かわいそう…とはいえ、勝手に持ち逃げすると怒られること請け合いなので、やはり返さないわけにいきません。そして現在溜めている自分のデータは持ち帰りたいので、パソコンを買う必要があるのです。
 どうせ買うなら、何年も使い続けられるようによい機種が欲しいです。…ってなわけで、新しいPowerBookを買おうと考えています。
 発売済みの新しいiBookも悪くないんだけど、新しいPowerBookはそれを上回る製品のはずです。ちなみにその“新しい”PowerBookは、まだ発売されていません。

 先週、Appleが12日に新製品の発表をするってな話を聞いてから、この1週間はずっとずっと楽しみにしていました。発表される新製品がPowerBookだと決まったワケじゃないんです。大勢の予想ではビデオ再生機能付きiPodだろう、と。
 しかし私の中では、PowerBook以外にないと決めつけていました。ビデオ機能付きのiPodを発表した後、最後にさらにone more thingと発表されるのが、PowerBook。
 アメリカ時間の12日だったので、日本時間13日の午前2時ごろに発表予定??

 目が覚めて、真っ先にPHSでAppleのサイトを確認しました。
 一体、どれほど素敵なPowerBookが発表されたのか!

 ―― 無 念 ・・・!!

 PowerBookは発表されず。(ビデオ機能付きiPod+新しいiMac)
 やはり来年の1月9日に期待するしかないのかぁ…。


 先週のリベンジ(銀行振込)成功。
 早起きはできなかったので、講義が終わった後、急いで千葉駅前の千葉銀へ。ぎりぎり振込み時間に間に合いました。ホントは講義後、先生にもっと聞きたいこともあったんだけどなぁ…。
 お金を振り込んだ後、入学手続きのために再び千葉大へ戻り、その後、生物学実験受講のために東京理科大へ。理科大でも入学手続きをして、学生証をもらいました。
 これで私は、東工大で大学院生の学籍、横浜国大で科目等履修生の学籍、千葉大で科目等履修生の学籍、東京理科大で科目等履修生の学籍をもらうことになりました。いいかげん学籍番号を覚え切れません・・・。

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2005年 10月14日(金) 1年前のこの日

 前々から私は英会話を勉強するぞっていうモチベーションが低いんですよ。もし海外に住むようになったら嫌でも話すようになるんだから、なにもわざわざ勉強することじゃないよなぁ…という気がして。いざとなればどうとでもできるし…という甘い幻想も抱いています。

 それじゃあ国際会議で満足いくコミュニケーションが取れてきたのかといえば、あくまで最低限(?)のコミュニケーションのみ。満足いくとはとても言えない状態でした。
 加えて、来年4月からは働きだす予定。そして働きだした後にも、なにか研究成果を出して発表する機会を持ちたいなぁ…などと考えています。大学院生の状態でなら、拙い発表をしても失笑を買うだけかもしれないけれど、大学院生でない状態でひどい発表をしてしまっては、二度と話を聞いてもらえないかもしれません。
 そう考えていくと、いまのうちに英語で発表する訓練を受けておきたいなぁ…などと思うようになりました。なにせ東工大には、横浜国大・千葉大・東京理科大へ払った学費以上の金額を納めているのに、ほとんど講義を受けないのは損してる気がして…(←セコい?)

 なんでも、金曜日に「アカデミックプレゼンテーション」の講義があるらしいんですよ。
 興味半分、けど、レポート書きなどを考えると辛いかなぁ…と様子見していたんだけど、「今年度は受講者が少ないから、もっと参加しなさいよ」ってなメールが回ってきまして。博士課程4年目にして今頃、講義に出てみようかなって気になりました。

 講義では自分のResearch(研究)について、準備なしで3分程度で説明する――ってな課題を受けました。
 どんな研究でもimportantで、something newでinterestingでuniqueなもの。それらを相手にちゃんと伝えるように。プレゼンテーションの基本だなと思いつつ、実際やるのは大変なんだよね。
 なにをどう話そうか、考えを巡らせました。
 My research is , is,, is,,,,,,,,,

 最 近、ま っ た く 私、 research やってません・・・。
 英語でプレゼンテーション云々する以前に大問題。こんなんで働きだしてから研究するなんて、ホントに行けるのかなぁ…。がんばれよ(→未来の自分へ)。
 もうちょっと実験レポートの手を抜けば 要領よく済ませれば、時間もできると思うんだよな…。差し当たり、タメになりそうなのでプレゼンテーションの講義は出続けてみようと思います。他の単位の邪魔にならない限りは。いずれ将来の役に立つはず。
 そして今日は、昨日の生物学実験のレポート書き。
 Researchの時間を作るためにも頑張ろう。

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2005年 10月15日(土) 1年前のこの日

 半日バテて過ごす。気が付けば昼過ぎ。
 生物学実験のレポートの続きをしないとなぁ…と思いつつ、即席ラーメンを作って食べて、眠くなって寝て・・・うわっ、レポート進んでないっ!(自業自得)

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2005年 10月16日(日) 1年前のこの日

 生物学実験でいまレポートを書いているのは「カエルの解剖」についてです。
 思い返すと、私は高校生の頃にもっとも殺生戒にこだわっていました。血を吸いにきた蚊でさえも殺すことを拒み、ただひたすら追い払うのみ。“食べるため”以外での殺生はすべきでないと考え、「レポート提出しなかったら留年」などと脅されても生物実験でなんだったかの染色体を抜き出す実験を拒否し通しました。(一応、留年の覚悟はしていました)
 当時、生き物の解剖なんていったら、授業に参加することすら拒否してたかもしれません。そう考えると、ずいぶん考えが甘くなったものです。

 高校生のときの考え方では「知りたいという欲求では殺す理由にならない。実際に目で見ることの重みは分かるけど、これらの件については、すでに行われた結果が載っている図鑑を信じる。他者を殺さなくてはわからない事柄までを知りたいとは思わない」だったかと思います。
 その後、“食べるため”の他にも“自分や家族の命を守るため”の殺生までは許すようになり、「蚊に刺された際に、なにやら伝染病の恐れもあるらしい」と知るや、蚊は子孫を残すために刺そうとする・私は自らの命の危険度を下げるために迎撃する…などと自己を正当化して、蚊を殺すことへの抵抗を減らしました。
 その後はさらに甘くなり、生きていれば気付かないところでも生物を殺しているのだから、普通に生きていく上で、意識して殺そうとしないものについてはいいんじゃないかと考えるようになり、前回のプランクトンの観察では、この程度ではプランクトンの生態系への影響はほとんどないだろうと、すっかりプランクトンを雑に取り扱い、その延長でカエルの解剖も受け入れました。
 …なにか思い返せば返すほど、思想としては退化してる気がしてなりません…。
 人間が“知る”という目的のためには、どこまで自然界に影響を与えても良いものなのか、改めて考えてみないといけないなと反省。

 んっと…来年以降のために、レポートで触れなかった内容の覚書きを残しておこうと思ったのに、話題がすっかりずれてしまいました。

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2005年 10月17日(月) 1年前のこの日

 横浜国大にて「化学実験」を受講。本日は「中和滴定」。
 実験操作は特に困ることもなく、いたって単純。…とはいえ、スムーズにできたのは共同実験者のIさんとAさんのおかげ。一人でやっていたら、もっと時間が掛かったこと請け合い。いつもパートナーの方に助けてもらえてありがたい限り。
 今回の共同実験者のIさんは、もともと応用化学系の工学部出身だそうで、器具や薬品の取り扱いはすっかり手慣れた手つき。私はただただその操作を観察して、真似させてもらいました。器具の動かし方など、教科書には載っていない細かな部分、とても勉強になりました。…あ、ほら、なにごとも見て覚えるって大事じゃん?(あまり働いていない自分を正当化)

 実験終了後、図書館に籠もって、レポートのネタ集めと来週の予習。ついでに水曜日の準備も少々。
 夜も遅くなり、そろそろ東工大に戻ろうか…と思い、バス停へ移動。その途中、生協で食事でもしていこうと思い、食堂へ寄りました。
 …生協だろうと思って入ったお店は、どうも生協とは違った雰囲気。千葉大で言うところのシンコー食堂のような場所。…なんというか「安っぽい」。安っぽいだけでなく「質より量」をポリシーとしているような雰囲気。
 いかにも大学の食堂…って雰囲気が面白いので、チャーハンセット(?)(チャーハン+焼きそば+みそ汁: 400円)を注文。
 ごはんばかりのチャーハンと、麺ばかりの焼きそばが出てきて面白かった。・・・ただ、これを喜んで食べるほどはもう若くないのかもしれない。量があるのは嬉しいけど(確かに今日も喜んで食べたけど)、もうちょっと味も…。

 レポートを後回しにすると、必ずひどい目に遭うのは目に見えている(木曜日にもレポート課題が出る)ので、東工大に戻ってからも、ひたすらレポート書き。
 実験操作は単純。考察として「中和滴定の他の滴定について調べて書く」と明確な指示が出された。なんかもう単純な作業だなぁ…滴定についてなんて化学辞典で調べれば関連語が分かって芋蔓式にできるじゃん?…なんて甘いことを考えていたら、とにかく時間が掛かる。わからない言葉だらけ。学部の頃に買った教科書やら、最近買った教科書やらを総動員して、それらしくまとめて要約を記述する。
 ・・・なんか6時間ほど掛けて一応形にはしたけれど、ただ文字の切り貼りをしただけに思えてきて、気が滅入る。創意工夫が見られない。

 実験レポートだけ書いてればいいってわけじゃないんだから、もっと研究の時間を作れるように努力しなければ。

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2005年 10月18日(火) 1年前のこの日

 化学のお勉強。実験で課題を出されてから慌てても仕方ないので、余力のあるうちに。

 π結合とかσ結合とか、なかなか面白い。気分は昔の錬金術師?? 化学は、どれが理論的な内容で、どれが経験的な内容なのか、それをはっきりさせながら勉強するとわかりやすいのかな…と思いました。
 雑な勉強の仕方だけど、こういう知識を持たないまま生活してくのは損だったんじゃないかと思えるくらい楽しんでいます。いま化学実験と同時に生物学実験も受講しているんだけど、この組み合わせはかなり教育効果が高いのかも。相互に補う部分もあるし、(ひたすらツラいんだけど)想像力が刺激されて楽しいです。やはり、もうちょっとゆっくり勉強したかったなって気もしますけど。
 あとはせっかくなんだから、この辺の勉強を素粒子論の研究に活かせれば、言うことないんだよなぁ…。

 それはそうと、明日の講義の準備もしなくてはならない。
 どうも天気が優れないなぁ…また雨なのかなぁ…と天気予報を確認したら、台風ですかいっ!
 台風が当たると、学生の数は少なくなるよなぁ…。そういう日に大事な話をしても、また次回に繰り返さないといけないし、繰り返すなら台風の日に万難を排して登校してきた人が馬鹿みたいだし・・・話の選択が大変なんだよ…。聞いてお得、聞かなくても損はないお話…ネタの準備をしてないよ。
 そもそも台風が来なくて、普通の講義を行う場合も考えないといけないし…今夜は講義2つ分の準備が必要なのか。ひぇ〜っ。

 …台風バージョンは、前期に話さなかった微分方程式なしでの空気抵抗とかを話して、“微分”についていろいろ考えるってことにするかな…。

 午後は「地惑応用実験」を受講。
 サイクロイド振り子を自作できるか、挑戦してみようかなぁ…という方向に流れつつあります。どれくらいの精度が要求される工作なのか…やや不安も。…やってみなけりゃわからんな。

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2005年 10月19日(水) 1年前のこの日

 午前3時過ぎに講義準備を終える。これまでより数時間、早い。
 台風バージョンのネタも練って、こちらの最終準備(原稿書き)もあと2時間くらいあれば完成すると思うんだけど……天気予報を見ると、台風は南の方を通過しつつあって、東京-横浜近辺は問題なさそうね。ってことは、最後のツメはしないでもいいかな…。少し寝たいし。

 さて。実は私、いまポッドキャストというものに興味を持っています。
 ポッドキャストって何かというと、インターネット上に文字の情報だけでなく、音声情報も公開してしまおうっていうもの。ホームページにリンクを置いておいて、クリックしたら音声が出てくる。もしくは、ダウンロードしてゆっくり聞くこともできる。
 個人が行うラジオ放送…と思って、良さそうです。
 普通に音声ファイルを置いておくこととの違いは、更新したときに自動で受信したり…といった便利ソフトが存在してるってところかな。特別なソフトがなくても、mp3ファイルを再生できるパソコンならば、どの機種でも再生可能…みたい。
 まだ私自身、自分で聞いたことすらないんですが、自分で発信してみたい…などと考えています。

 やることはこの日記の音声版みたいなもんで。
 ダラダラとおしゃべり。近況報告を言葉でやってみるってだけです。飽きたら止めるってのも、日記と同じ。
 この日記を書き始めた頃は、毎日更新してる大学院生のページって、さほど多くなかったと思うんだけど、最近は日記を付けてる人も珍しくない。…だったら、なにか少し変わったことをしてみたいなぁ…。「山本明のホームページ」って、自己紹介というか近況報告のページなんだから、そういうおしゃべりがあってもいいんじゃないかなぁ…。そんな発想です。

 蛇足ながら、物理系の解説というか、そういう色合いも出したいなぁ…という気もしています。
 いま私は化学やら生物学やらを勉強しているんだけど、「あーもう!教科書を読むのもツラい。誰か要点だけを語って聞かせてくれよ!」と思うときがあります。かなりの頻度で、あります。
 ということは、別の人がなんらかの理由で物理学の勉強をしなくてはならないっていうときに、「物理の雰囲気が掴めるような、ダラダラと聞き流せる音声情報」ってあるといいんじゃないかなぁ…なんて思ったりしたわけです。
 すっかり更新先送りになっている「講義の記録」ページを作成して、講義録だけでなく音声情報を交えた“講義”っぽいセットを配信するのも悪くないかなぁ…などと。(かなり無茶??)

 そんな更新を毎日するのは無茶だから、この日記はだらだら続けるとして、定期的にそういう音声情報も発信してみたいなぁ…なんて、夢想をしています。(←現実逃避も多少、混ざってます) 今後、いまより忙しくなるなら、輪を掛けて無茶だけど…。

 ・・・なんで、こんな話題をいきなり書き始めたかというと、そういう作業をするためには新しいパソコンが必要だよね!ってこと。それも、とてもパワフルなパソコンじゃないといけないよね!ってこと。

 アップルのパワーブックが欲しいよぉ!ってこと。

 …先週に引き続き、アメリカ時間の19日にも、アップルはまたなにやら新製品発表を行うらしく、新パワーブックの発表だったらいいなぁ!!という願いを込めて、こんな話題を書いてみました。(前振りが長すぎ)
 こういうことを考えてるんだから、高い買い物だけど、パワーブックを買うことにしても仕方がないよね! 無駄使いじゃなくて、必要な買い物だよね!! (←自分を説得中)

 ・・・ホントにやるかどうかは、わかりません。やるとしても来年以降です。

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2005年 10月20日(木) 1年前のこの日

 千葉大で多様体論を受講して、東京理科大への移動をはじめるまで少々、時間的に余裕があります。2時間に満たない時間だけど。
 先週までは銀行振込など、やらなきゃいけないことがあったんだけど、今週は特に用事なし。そこで今日は、学部生の頃に教育学部でお世話になった先生に会いに行こうかな…と思いました。

 木曜日といえば、グループアプローチ論や発達心理学で、卒業要件にもならない科目なのに受講させてもらった(おまけに登録すらしてなかったのに単位をもらった)K先生を真っ先に思い出します。K先生の講義は、千葉大で受けた講義の中でも私がとても影響を受けた講義のひとつです。千葉大屈指の名講義だと私は思っています。他の人にも心からお勧めできるものでした。
 K先生は他大学に所属している方で、千葉大へは非常勤で来ておられたんだけど…まだ千葉大での講義を続けてるかなぁ…。もし可能ならば、東京理科大が休講の時にお酒を飲みに行きたいなぁ…。…などと思い、教育学部の事務の方に尋ねてみたら、もう数年前から別の先生に代わられているとか。
 ・・・会いたかったのになぁ…!!
 年明けには理科大の実験が終了するので、その後はまた遊びに学びに行けると楽しみにしていたのに…。残念なこと、この上ないです。
 実は、K先生からもらった単位が、今回の中学校の教員免許取得に使えたんですよ。そのおかげで、受講しないといけない単位が2つ減って、すごく助かったんです。だから、その件のお礼も言いに行こうと思ってたんですが…。
 ではせめて、お世話になりましたって手紙でも書こうかなぁ…と思い、その後、いろいろ調べてみたら・・・所属大学を移られてる?? ひょっとして、関東近辺にはもうお住まいじゃない??? 前の身分は確か助教授で、移られた可能性のあるポジションは教授。栄転したとして充分に納得できます。…けど、なにか確証が得られないかなぁ…。最近の著書を買って確認するか…。

 なんにしても、K先生が千葉大で講義をされている間に、私が千葉大生でいられたってことが、ホントありがたいことだなぁと思いました。
  一 期 一 会
その時々の出会いを、本当に貴重なものだと自覚して、大事にしていかないといけないんだよなぁ…と思いました。

 一期一会:一生に一度しかない出会い ――という意味ですね。
 一生に一度しかない、だから、それを大事にしよう――と。そんな意味だろうと思います。
 要するに、それに出会ったそのタイミングは、大事にしないといけないわけですよね。

  昨晩、発表された新パワーブック。
  これとの出会いも大事だよね!!(←自分を説得完了)

(オチは昨日と同じじゃん…)

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2005年 10月21日(金) 1年前のこの日

 後期になってから、研究室の文献紹介の部屋が変更になりました。話を聞いた感じでは、前よりも近くなって便利そう。で、いままではあちこち用事が入って休んでいたので、今日が新しい部屋にはじめていく日になりました。・・・迷って辿り着けなかった…。(発表者のEさん、ごめんなさい)

 いやね。279Bという部屋番号を確認して、さらに本館内の部屋だって聞いてたから、それだけ知ってれば着けないはずないって思うじゃん? なにも考えずにまあ、まずは本館2階に上がって、構内の配置図を確認しますよね。
 …新しい部屋(?)らしく、配置図に載っていない・・・。

 講義室にはH1XXという番号が振られているから、279はひょっとして1つ上の階にあるのか??と思って、3階の配置図も確認。…3階にも存在しない。3階を歩いてみると379という部屋があったので、なるほど、この1つ下だな…と思って行ってみると、まったく違う番号。

 …おいおい、この本館に来るようになって6年目なのに、まだ迷子になるのかよ…と思いつつ、本館2階を端から歩き尽くす作戦に出ました。

 まずすぐに見つけたのは…279

 惜しいっ! けど、Aの隣がBだもんね♪…と思ったのに、隣の部屋は別の人の居室になってました。(伏線)
 それじゃあAの部屋とBの部屋は中で分かれているだけだろうな…と思って、Aの扉を開け――られない。かぎが掛かっている。
 ………。
 双子の片割れ部屋はどこにあるんだよ…と呆れつつ、再び2階を彷徨うこと2周。やっぱり3階にある?と3階へ行き、1階? それとも0階??…と調べていくウチに、開始時刻を30分以上経過して・・・んー、もういいや。見つからん! ――と、諦めてしまいました…。別の建物の可能性は低いと思ったし…。
 思い返すと、さっさと人に聞いておけば良かったんだけど。
 …すぐ見つかると思ったのが間違いでした。

 夕方、Wさんに聞いてみたら、別の人の居室の扉を開けて入っていくと、279Bの扉があるということでした。別の人の居室は、扉の奥にさらに扉があるそうで、いかにも「人の部屋だぁ!」と開けるに開けられなかった扉を、思い切って開けてみるのが正解だそうで…。
 ・・・隠し扉かよっ!

 (…以上、文献会に行けなかった言い訳でした。……ごめん。)

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2005年 10月22日(土) 1年前のこの日

 買っちゃいました♪
 …まだ、発注したってだけの段階だけど。

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2005年 10月23日(日) 1年前のこの日

 日記に書いていませんでしたが、14日にNTTの室内工事を経て、私も固定電話を導入しました。働き出すまでには、携帯だけでなく固定電話も持って欲しいと言われていたので。
 そして、せっかくなのでファックスを導入しました。――が、なかなか使う機会がないっ!!

 しかし、ふと思い出すと、祖母の暮らしているウチには、ファックス付きの電話機があったはずです。あらかじめ電話して聞いてみると、やはりファックスはあるらしい。そこでさっそく昨日、送信してみることにしました。
 ファックスはメールなどと違って、手書きのメッセージを送れるというのが、とても良いところですね。どんなに下手な文字であっても、手書きの文字には味があるってもんです。そして同じ手書きでも、ファックスは手紙より早く、手軽であるという特徴も持っていますね。
 せっかくなので、毛筆でさらさらさら…と。

  “ Fax回通しました。電話も同じ。 03−****−**** 山本明 ”

「カイツウの文字が違ってる」――早速のダメだし。
「えっ! 合ってるでしょ? ・・(辞書を調べる)・・・。
 ・・・・・。・・・・・。・・・・・。
 あー、えーとね…、これはファックスの線がじるようになりましたっていう言葉を省略して書いてるわけでぇ・・・――ごめん、開通が正しいです」

 やはり面倒がらずに、書く前に調べなきゃいけないという教訓。
 他の人に同じ文面を送る前で良かったぁ!(ここに書いたら同じ??)

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2005年 10月24日(月) 1年前のこの日

 横浜国大で化学実験を受講。本日は「振動反応の観察」
 ・・・レポートが書き終わらない……。

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2005年 10月25日(火) 1年前のこの日

 昨日、レポートが終わらなかったので想像に難くないのですが…今日も終わらない。
 だって火曜日は翌日の講義の準備をしないといけないし、月曜のレポートをやる時間はないんだよ。明日も明後日も同じで、金曜日は仕事で…。うわー、精神的に激しいプレッシャー。
 そうそう。火曜日は地惑応用実験の日なんだけど、来週までに実験計画書を提出しないといけない。
 さすが、忙しさは重なるもんだわ…。

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2005年 10月26日(水) 1年前のこの日

 特定の球団に偏った野球の話題は、読者を選ぶと思うのですが今日はご容赦ください。

 生まれた場所は福岡県なんですが、私が育ったのは千葉県。なので私は「出身地は千葉」と思っています。で、今年の日本シリーズには、千葉ロッテマリーンズが参戦。正直、物心付いてずっと後に移転してきたので、ロッテが千葉の球団だという認識はいまだに薄いのですが、やはりまあ嬉しくないワケじゃありません。地元千葉が賑わっている様子をニュースなどで耳にすると、なかなか嬉しいもんです。
 そして今年の日本シリーズ。
 大学以降なんですが、私は阪神ファンを自称しています。
 だからロッテ対阪神なんて、私にとってはもう理想的なカード。応援はもちろん阪神サイドですけど。やはりいい勝負をしてくれるだろう!と期待を高めていました。

 初戦は千葉のマリンスタジアム。戦いが始まる前から「本拠地球団が有利だろうから、ここはロッテが取ることになっても仕方ないかな…2戦目もどうかなぁ…」などと思っていました。そしたら悔しいことに、土曜・日曜と、阪神は2連敗をしてしまいました。
 こうなると…「第3戦は阪神の本拠地・甲子園だから、続く3連戦は阪神が取って、勝負は五分のままマリンスタジアムで付けることになるのか。敵地で日本一になることを考えると、やや不利かもな…」などと分析していました。万一、甲子園でロッテに勝たれたりした日には、かなり危ないってことになります。テレビのない我が家では応援しようがないから、ロッテがもし3勝目を上げたら、急遽テレビを買って、観戦・応援しようか…などと目論んでいました。
 甲子園の第一戦、火曜日。ロッテの勝ち。3連勝。
 おいおい、こりゃホントにテレビを買うぞ? 水曜日は実家に戻るから、木曜日にでも電器屋を物色して…なぁんて思っていたら。
 甲子園で第二戦。水曜日。ロッテの勝ち。4連勝。
 ――日本シリーズ、終了。

 ・・・・・。・・・・・。・・・。
 書くコメントが思いつきません。
 えっと…試合内容を見てないので、ホント何も書くべきじゃないかもしれないのですが……ちょっと、パ・リーグの代表球団に対して失礼じゃん?不甲斐なさ過ぎるのは。弱い阪神を応援するのは好きだけどさ、日本シリーズに出てるときは、いい勝負しようよ・・・。今年の阪神はもっと強いじゃん…。

 結局のところ、セ・リーグにもプレーオフ制度を導入すべきだと思います。
 セ・リーグのペナントレースで優勝してちょっと気の緩んだ状態の球団が、パ・リーグの短期決戦・プレーオフを勝ち残ってきた球団を迎え撃つってのは、どうにもつり合わない気がします。ようやく本調子に戻るか…ってくらいで、日本シリーズが終わっちゃってる気がします。
 今年の阪神とロッテ、ここまでワンサイドゲームで終わる組み合わせじゃないと思うんだ。
 もう今年のことは仕方ないとして、来年に期待しますから。さっさと、来年にでもセ・リーグのプレーオフ制度をはじめて欲しいと強く思いました。

 ちなみに今回の阪神の敗北に関して。なにも関係なかったと思ってはいるけれど、村上ファンドへ八つ当たり。――余計な口出しして選手の集中力を乱したなぁっ!!

 なんにせよ、拍子抜けして、すごく楽しみにしていただけに残念だった、今年の日本シリーズ。…もういっかい仕切直ししない?

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2005年 10月27日(木) 1年前のこの日

 後期になって、中学校の教員免許取得のためにいろんな大学で実験や講義を受講しています。その移動には体力を使うし、いままで新しい生活をはじめたらだいたい1月目あたりで体調を崩していました。その後、新しいリズムに慣れる…という寸法。
 だから今回も、11月のはじめ辺りで体調を崩すんじゃないか…と警戒をしていました。
 だけど実際に移動を何週か繰り返してみたところ、まあなんとかなるかなという印象。これなら体調を崩すことはないだろう!と、先週末は思いました。

 ――やっぱり体調を崩しました。

 木曜日の午後イチは、千葉大で息抜きがてら「多様体論2」の講義を受講しています。
 前日は調子がいまいちで早めに就寝。そして講義に間に合うように起き出して、朝食を摂りました。…が、食後には吐き気がするし、頭も肩も痛いし(ひたすら眠いし)で、どうにもならないと判断。結局、一番楽しい講義を棒に振りました。
 どうやら私の体調不良は肩からはじまるようで、そこから頭痛へ。そして身体は強烈に睡眠を要求してくるようです。
 まあ多様体論は趣味で受講しただけ。夕方からの生物学実験はほぼ義務で受講しているので、そちらを優先する以外に選択肢はありません。
 起きて押入に上げた布団を再び下ろして、就寝。
 結局、前日からのべ15時間ほど眠って、なんとか東京理科大へ向かう体力を回復させました。

 ちなみに寝ている間、夢を見ました。
 ――まず見たのは、休むことにした多様体論を受講している夢。
 ――次に見たのは、昨日から北海道で行われている研究会に参加している夢。

 ・・・我ながら、そこまで未練が残ってたとは思わなかった。(研究会には行きたくて、なんとか方法はないものかと思案していたものでした。…結果的に、体力的に無茶だったようですが)

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2005年 10月28日(金) 1年前のこの日

 北里大学で臨時お仕事の日。担当は「比電荷」
 前日からの体調不良を持ち越すとまずいので(思えば週初めから体調はいまいちだったか)、前日はキレートレモンを2本、新エスタック滋養液、葛根湯を飲んで、早めに就寝。レポートをやらないことに抵抗を感じつつも、それが(どれが?)効いたようで、だいぶ体調はよくなりました。できればダメ押しで休み続けたいところだけど、先に引き受けていた仕事なので、北里大学へ。
 不思議なもので、働いているうちにだいたい調子が戻ってきました。適度な運動になったのかもしれません。

 深夜、研究室にいると、突然のOさん来訪。
 仕事後に大学の近くで飲んで、電車がなくなったから歩いて下宿まで戻る途中に、大学へ寄ってみたとか。…就職したってのに、なに学生みたいなことをやってんだか!
 いろいろお喋りしているうちに朝に。
 …レポート等、やばい状況になりつつあります。

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2005年 10月29日(土) 1年前のこの日

 前期に横浜国大で担当した「物理学IA」の講義、それを受講した学生による講義評価アンケートの集計結果が、ようやく到着しました。…1〜4の評価だから、真ん中は2.5だよね。平均値が3程度なのは、高評価なんだと安心していいんだよね?
 1コマと2コマの集計結果を見ると、軒並み2コマの方が高く評価されています。
 やはり1コマで話して、その反省を少し2コマに反映させているからかな…。どうも1コマを受講している人に申し訳ない。だけど1コマは遅刻してくる人が多いから、2コマよりもやりにくいって印象も持ってるんだよなぁ…。1コマをいかに上手にこなすかは、今後の課題かな。
 ちなみに1コマ2コマ共通して、点数が低かったのは「しっかり予習・復習をした」という項目。…私は問題を配付しても、常に「やりたい人だけやるように」と言っているせいかね。やった方がいいと思う問題を指示はしてるけど、やった人は少ないのかなぁ、やっぱり。少し残念。もっと予習や復習をしたいと思わせるだけの魅力ある話をしなくては。
 アンケート集計結果の詳細は、ホームページで公開したいなぁと思っています。情報公開の一環として…と思ってたんだけど、あまり意味はないかな…。

 下宿でのインターネット回線、開通しました。
 ホントは26日に開通するという通知を受けてたんだけど、機器をセットする時間的ゆとりがありませんでした。Windows機でネットに繋げるなんて、嫌なので、モデムの設定変更等もLinuxマシンで行ってみました。特に問題なくやれました。自分ちでLANを組むだけなら、随分手軽にできるもんだなぁ…と感心しました。
 そして回線速度を見てみると、ADSL 50Mのコースに申し込んでいて、どうやら20Mbpsの速度は出ている様子。なかなかの速度です。先にいま住んでいるところは基地局の近くだって話を聞いていたので、まあ期待通り。どうやら私の下宿、ネット環境に関しては、とても恵まれた環境にあるようです。
 問題は、使っているLinuxに差しているLANカード、確か10Mbpsの速度しか出せなかったはずってこと。…宝の持ち腐れ?

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2005年 10月30日(日) 1年前のこの日

 レポート、がんばってます。

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2005年 10月31日(月) 1年前のこの日   <最新>

 毎週、月曜日と木曜日に実験レポートの課題が提示されるので、1つ溜めるともう命取りです。で、先週の月曜日の実験レポートはよく分からない部分もあり、今日までに完成はしませんでした。(提出期限は来週)
 おまけに火曜日の地惑応用実験でも、明日までに実験計画書を提出しないといけないしで、すでに命取りどころか命は取られた?という状況だったんですが、今日の化学実験は来週の実験とペアになっていて、レポートは来週分とまとめて提出するようにとの指示。
 ――助かったぁっっ!
 か、かなり危ない橋を渡ってるなぁ…我ながら。

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来月の日記を読む

<とても大事なお知らせ>

 忙しさにかまけて、大事な告知を忘れていました。
   今年も11月13日は 私 の 誕 生 日 
です。

 ・お酒を奢ってくれてもいいんじゃない?
 ・肩揉んでくれても、いいんじゃない?
 ・道徳教育、代返してくれても  

皆々様の愛情の具体形を楽しみにしております!

<お知らせ>
 10月以降の水曜日、早朝に横浜へ行った後、午後からは千葉へ戻るので、火曜日〜木曜日の日記更新は、時間が乱れると思います。

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